過去の学術集会開催の様子


過去の学術集会企業展示の様子

一般社団法人国際個別化医療学会(事務局:東京都千代田区、理事長:阿部 博幸)は、2017年10月28日(土)、東京都港区 品川フロントビル会議室におきまして、第23回国際個別化医療学会学術集会(会頭:奥村 康 順天堂大学医学部免疫学/アトピー疾患研究センター 特任教授・センター長)を開催することとなり、そのプログラム内容や登壇者など、講演詳細が決定いたしました。



画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/130662/LL_img_130662_1.jpg

過去の学術集会開催の様子





▼第23回国際個別化医療学会

http://www.is-pm.org/ispm23/





【「第23回国際個別化医療学会学術集会」テーマ】

<分子免疫学的研究から「個別化医療の知識・技術」を学ぶ>

今学術集会は、メインテーマを「免疫が挑むPrecision Medicineの最前線-がん・自己免疫疾患・アレルギー疾患」とし、最新の研究成果や実践的アプローチの発表などを通して、知識、技術習得の貴重な機会を提供いたします。免疫関連疾患の治療に飛躍的な成果をもたらした分子免疫学的研究とその臨床応用に焦点をあて、プログラムを企画いたしました。本学会恒例のプラクティカルセッションについては、一般の方々にも関心が高いがん免疫治療を取り上げます。



<日本にも浸透しつつある「Precision Medicine」>

Precision Medicineは、2015年1月、米国のオバマ前大統領が一般教書演説において明らかにした医療施策「Precision Medicine Initiative(プレシジョン・メディシン・イニシアチブ)の登場により、欧米を中心に急速に普及・浸透してきています。ゲノムや分子情報を基に、環境、ライフスタイルといった個人の違いを考慮して、精緻にセグメント化された患者のグループに対し、最適な治療法や予防策を確立するという概念とされています。Precision Medicineは本学会が推進する個別化医療に包含されており、その意図するところは同じです。



*個別化医療(パーソナライズド・メディシン)

ゲノムや分子情報などバイオテクノロジーに基づいた患者の個別診断と、治療に影響を及ぼすあらゆる環境要因(仕事、生活習慣、ライフスタイル、人生観など)を考慮に入れた上で、個々人に最適な治療法や予防策を確立し提供する医療。個別化医療の推進により、従来の平均化された患者にデザインされた画一的な医療から、個々人に最適で安全な、患者中心医療へのパラダイムシフトがもたらされています。





【開催概要】

■日時 :2017年10月28日(土) 9:00~18:00

■場所 :品川フロントビル会議室

http://front-c.jp/

東京都港区港南2-3-13 品川フロントビルB1F TEL:03-5463-9957

■参加費:[事前登録] 8,000円(学会員)10,000円(非学会員)2,000円(学生)

※2017年10月10日まで

[当日登録] 10,000円(学会員)12,000円(非学会員)3,000円(学生)

■後援 :一般社団法人日本抗加齢医学会、

特定非営利活動法人日本抗加齢協会



<プログラム>

●会頭講演:免疫制御の新戦略

座長:東 みゆき(東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 分子免疫学分野)

演者:奥村 康(順天堂大学医学部 免疫学/アトピー疾患研究センター)



●教育講演1:膠原病における個別化医療の現状と将来展望

座長:梅原 久範(市立長浜病院 リウマチ膠原病内科)

演者:桑名 正隆(日本医科大学大学院医学研究科 アレルギー膠原病内科学分野)



●教育講演2:アレルギー疾患発症予防治療におけるPrecision Medicine

座長:北浦 次郎(順天堂大学大学院医学研究科 アトピー疾患研究センター)

演者:成田 雅美(国立成育医療研究センター アレルギー科)



●教育講演3:キメラ抗原受容体T細胞療法の現状と開発

座長:竹田 和由(順天堂大学大学院医学研究科研究基盤センター 細胞機能研究室)

演者:中沢 洋三(信州大学医学部 小児医学教室)



●プラクティカルセッション(がん免疫)

座長:松下 博和(東京大学大学院医学系研究科 免疫細胞治療学)

演者:「PD-1/PD-L1抗体療法の現状(仮)」

北野 滋久(国立がん研究センター中央病院 先端医療科)

「iPS細胞技術を用いたがん抗原特異的キラーT細胞の再生

-他家移植用のT細胞製剤の開発-」

河本 宏(京都大学 ウィルス・再生医科学研究所 再生免疫学分野)

「網羅的遺伝子解析に基づく個別化がん免疫治療の開発」

唐崎 隆弘(東京大学医学部附属病院 呼吸器外科)



●ランチョンセミナー

協賛:田辺三菱製薬株式会社

座長:奥村 康(順天堂大学医学部 免疫学/アトピー疾患研究センター)

演者:「神経疾患及び皮膚・感覚器領域にパラダイムを起こしているバイオ治療」

西岡 久寿樹(東京医科大学 医学総合研究所)

「再生医療等安全性確保法下における細胞治療の現状と課題」

飛田 護邦(順天堂大学 革新的医療技術開発研究センター)



●トーマス・ジェファーソン・メモリアルレクチャー

協賛:米国財団法人野口医学研究所

座長:蓮見 賢一郎(米国トーマス・ジェファーソン大学)

演者:「米国におけるがん免疫治療の現状と今後の展望(仮)」

佐藤 隆美(米国トーマス・ジェファーソン大学 腫瘍内科)



<参加登録方法>

参加申込書をご記入の上、FAX通信またはE-mailへの添付にてお申込みください。



FAX : 03-5212-5641

E-mail : info@is-pm.org

参加申込書: http://www.is-pm.org/ispm23/entry.pdf



上記の他、企業展示、情報交換会(18:00~、参加費:3,000円)などを予定しております。

本学会は今後も積極的に個別化医療の普及活動に取り組んでいく所存です。学会員・非学会員を問わず多くの方々のご参加をお待ちしております。





【国際個別化医療学会】

「個々人に最適な医療」を標榜し1999年に日本で設立以来、東京や北京、沖縄などで国際的な学術集会の開催を重ね、今回で22回を数える。バイオテクノロジーやゲノムに基づいた患者の個別診断と治療に影響を及ぼすであろうあらゆる要因を考慮に入れた上で、個々人に最適な治療法を提供するパーソナライズド・メディシンの実現にむけて、研究の促進、成果や技術の共有、あらゆる分野での交流および普及を図っている。



学会名: 一般社団法人国際個別化医療学会

所在地: 〒102-0073 東京都千代田区九段北1-10-9 九段VIGASビルB1

設立 : 1999年

理事長: 阿部 博幸

URL : http://www.is-pm.org/

情報提供元: @Press