卒業・就職など、部屋選びをする機会の多い「Z世代による動画を活用した”部屋選び”」に着目して質問したところ、部屋選びの際に、「物件紹介動画を参考にしたい」と答えたZ世代が53.5%で半数以上にのぼることがわかりました。
(Z世代の定義:1990年代中頃から2000年代終盤までに生まれた世代とされており、この調査では調査時点で16~25歳の男女)
Z世代の部屋選び、5割以上が「物件紹介動画を参考にしたい」と回答
部屋選びの際に利用したメディアや情報源を問う質問に対し、Z世代では「物件検索ができるウェブサイト」が60.5%で圧倒的多数派に。
2位は「物件検索ができるアプリ」(31.7%)で、物件検索サイトやアプリの利用率が高いようです。一方で「SNS いずれか」を回答した人は16.0%で、3位「店舗」(19.9%)に次いで活用されていました。
Z世代をはじめとする若い世代では、今後さらに部屋選びにおいても SNSの活用が広がる可能性が感じられます。
さらに、部屋選びの際に「物件紹介動画(SNSなどで公開されている部屋や周辺環境の様子や情報を動画で紹介した動画)を参考にしたことがある」と回答した人は「Z世代全体」では43.4%で4割以上、部屋選びに「SNSいずれか」を利用した人では67.0%で約7割に。
また、部屋選びに当たって「物件紹介動画を参考にしたい」と思った人は53.5%と半数以上となりました。
物件紹介動画を参考にした、または参考にしたいと回答した人にその理由を聞くと、1位「物件の中身がイメージしやすい」(50.0%)、2位「物件の広さがイメージしやすい」(38.2%)という回答が上位にあがりました。
物件紹介動画を見た人の約3割が「物件探しが楽しくなった」と気持ちがポジティブに
物件紹介動画を参考にしたことがある人に、動画を見てどのように思ったかを聞いた質問には、1位「物件探しが楽しくなった」(28.2%)、2位「引っ越しが楽しみになった」(27.8%)という回答が上位にあがり、ポジティブな気持ちになれることが明らかになっています。
さらに4人に1人が「動画以外では気づかないことに気づけた」と評価しており、物件紹介動画が部屋探しの助けとなっていることもわかりました。
物件紹介動画を見た後にとった行動1位は「動画を投稿している不動産会社に相談」
物件紹介動画を見たことをきっかけにとった行動では、1位が「(動画を投稿している)不動産会社に実際に相談しに行った/ネットやメールで相談した」(42.7%)で、4割以上の人が不動産会社に相談をしています。
「紹介されていたエリアを実際に見に行った」(26.3%)人も多く、具体的なアクションを起こしているきっかけになっていることもわかりました。
写真と違い360度確認できる動画は、部屋探しをとても助けてくれるツールです。いつでも好きな時間にチェックできるので、候補を絞り込む助けにもなります。
みなさんも今後の引っ越しの際には、物件紹介動画をぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
【参考】
※ハウスコム株式会社
https://www.housecom.co.jp/ 情報提供元: WomanSmartLife