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前回(関東編) もお話しましたが、大規模なフルマラソン大会はエントリーの締め切りが早かったり、先着順、抽選だったりします(出場までのハードルが高い!)。
関西でもこの秋冬の大規模大会は、残念ながらほとんどエントリーが終了しているようです。そこで 関西編では、小中規模でまだまだエントリーできる、おすすめの大会をご紹介 していきます。
かやぶきの里として知られる京都の南丹市美山町で行われる本大会。小規模な大会ですが、 美しい自然にあふれた山間道は、ふだん都市部を走っているランナーには新鮮 なはず。おすすめです。 アップダウンがあり、中級者以上にも達成感が得られるコース でもあります。ハーフ、10㎞など4種目。
兵庫県高砂市で行われる開催36回を数える本大会。アップダウンのない加古川河川敷がコースとなっている。 "結びのまち"高砂ということで5㎞の男女ペアランをはじめ、10マイル(16㎞)では1チーム3~6名のグループチャレンジもあります。 友人や家族と参加するのも楽しいのでは。10マイル、5㎞、ジョギング1マイル(1.6㎞)など6種目。誰にでも参加しやすい大会ですね。
兵庫県赤穂市にある赤穂海浜公園で行われる本大会。 1周5㎞の公園内の周回コース ながら、種目としてフルマラソンが用意されているのがうれしい。 平坦な周回コースはペースを作りやすいので、初めてのフルマラソンにおすすめです。 ほかに、ハーフ、10㎞、5㎞の種目もあります。
兵庫県の三田市内を走る開催34回目の本大会。 高低差が70mというなかなかハードなコースが舞台 です。ハーフマラソンながら、 ふだんは走ることのできない車道を堂々とランできるのは楽しい体験になる はず(大会で車道を走るのはホント気持ちいいですよ)。ハーフとファンラン(2㎞)の2種目。
大阪府河内長野市の滝畑ダム湖を周回する本大会。なんと開催66回目の歴史ある大会。 緑にあふれ、景観の美しい湖畔を走るコースですが、高低差80mで走りごたえは十分。 ハーフはダム湖を3周するので高低差を考えるとペース配分に要注意です。ハーフ、5㎞、ファンラン(1.8㎞)の3種目。 5㎞とファンランは「関西サイクルスポーツセンター」内のコースを走ります (これは楽しそう!)。
大阪国際女子マラソンと同時開催する本大会。 ふだん走ることのできない大阪市街地の大通りがコース となっていて、さらにフィニッシュはヤンマーフィールド長居スタジアムというまさに 大規模大会の醍醐味 を味わえます(出てよかったときっと思えます)。 高低差がなく走りやすいので、好タイムが出るかも!
神戸の海上都市ポートアイランドがコースとなっている本大会。 ポートアイランド・ポートピア大通りがスタートとなっていてハーフでも雰囲気は大規模フル大会さながら 。ほかに、10㎞、男女ペア5㎞、駅伝があります。 ハーフ参加料はTシャツ付の場合は6,000円ですが、必要ないなら4,500円というのは親切 ですね(Tシャツ付エントリーは12月20日まで)。
ここからは、 ぜひ走ってみたい全国各地のちょっと変わり種の大会や、まだ間に合う定員1万人超の大規模大会をご紹介 します。旅ラン気分にもなるので、いろいろ行ってみたいですよね。
愛知県にある野外民族博物館「リトルワールド」内を走るという変わり種の本大会。 世界各国の家々などを見ながら、世界一周するような気分で走ることができる なんてなんだか楽しくないですか。1周約2.5㎞を4周する10㎞のほか、5㎞、リレーマラソン、ファミリーランの4種目があります。
モータースポーツの聖地であり、東京オリンピック2020の自転車競技の会場にもなった静岡の 「富士スピードウェイ」を走ることができる 本大会。 味わったことのない新しいランニング体験になるかも しれません。種目はハーフのみ。駐車場完備で屋内の更衣室や休憩室もあり、温水シャワーも使える充実の会場設備はうれしいですね。
明治維新の英傑、坂本龍馬を生んだ高知を走る本大会。 定員12000人の大規模大会ですが、エントリー締め切りはまだ。今なら間に合うかも。 大会ゲストが豪華! 往年の名ランナーの瀬古利彦さん、芸能界の超人ランナー間寛平さん、アドバイザーとしてランナーお馴染みの金哲彦さんが応援に駆けつけてくれる!
山や丘陵を走るトレイルの大会なので、これまで紹介した大会とはちょっと違いますが、 世界最大級のカルデラの地、熊本の南阿蘇という魅力的な場所でのレース なのでご紹介。 絶景、温泉、カレー、パン、ロックの聖地などなどトピックいっぱい の南阿蘇。公式サイトではこのトピックの解説があるのでぜひご確認を。50㎞、30㎞、18㎞、2㎞の4種目。トレイルラン自体はなかなか厳しそうですが、短い距離から挑戦してみては!
関西プラス全国各地のおすすめ大会をいろいろとご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ふだん走っているだけでも楽しいのですが、 マラソン大会の参加はランニング継続の大きなモチベーションや、いつもと違った場所を走る旅ラン気分にもなりますので、ぜひチャレンジして みてください。
余暇プランナー
ノっているときは月間350キロ走ったり、ダメなときは10キロも走らなかったりと、なかなか不真面目な“へっぽこ”市民ランナーです。それでも、走ることのさまざまな魅力にとりつかれていて、ひとまずリタイアする予定はありません。ただ、ゴルフやテニスも大好きで、他にもやりたいことが山ほどあるので、今後どうなることやら本人にもわかりません。いつも東京をぐるぐるぐるぐる走っていて、「旅ランしたいなあ」とか「マラソン大会出たいなあ」とか夢想しながら日々を過ごしています。
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