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帰省した際に必ずといっていいほど、お墓参りと実家近くの神社へ足を運びます。たまたまその2つは家の近所ということもあり、犬を散歩がてらなのですが。ゆったりした空気を纏ったお寺と凛とした清々しい古社の中で感じられる静寂。そして手を合わせながら、亡くなった祖母に近況を語りかけ、一方的に願いことを頼み込みます(笑)
もちろん今年も行ってきましたよ。かれこれ10年以上続けていることです。
唐突ですが、私は直感力に長けているようです。自分で言うのもなんですが、危機察知能力が高く、今まで自然とトラブルを回避してきました。
振り返れば、20代の頃、仕事で転職した直後、その会社が倒産。プロジェクトが頓挫...などなど。仕事以外のプライベートでも幾度となくありました。
しかし、私自身には何も影響が及ばず、むしろ円満なまま辞めていました。
それは30代40代も続き、何か仕事でトラブルが起きても、結局問題なく解決するのです。
取引先の方が「またですね。」と、びっくりするくらい。運がとても良いのです。
こういった事が度々重なるので、「これはご先祖様に守られているのだ!」と思うようになりました。それからです、帰省した際には、必ずお墓参りと神社へお参りに行くようにしているのは。本当のところは分かりませんがね(笑)
みなさんもこの頃上手くいかないことが続いているようであれば、手を合わせに行ってみてください。ご先祖様から力を頂きましょう。少なからず、気持ちは落ち着くのではないでしょうか。
因みに、今住んでいるところにも大きな神社があり、よく行きます。まずは、近くの神社にでも!
さて、前置きが長くなりました(笑)
新しく年も明けたことですし、新しくチャレンジしたいことはありますか?
早くもやりたかったことに、挫折している人はいませんか?
私は昨年、「リメイクLab.」という新しいことにチャレンジし、種を撒いたところです。
もちろん、まだまだ芽が出る(認知される)までに時間が掛かるでしょう。
その間も、お水を与え、肥料をやり、雑草を抜く。小さなことの繰り返し。ようやく芽が出ても、大きく育たないかもしれない。害虫に食べられることもあります。実がなったとて、カラスに食べられることもあります。その時の絶望感、悲しさ...憎っくきカラスめ!と、次は食べられないように、防御策を身につけるんですよ(笑)
実はこれ、実際に植物を育てる過程です。
うちのリビングは、植物に占拠されています。入りきれず、ベランダにも温室を作るほど。植物が大好きなんです。毎年春には屋上で家庭菜園を始めます。今年もどんな苗を植えようかと、楽しみながら園芸店巡り。1日に何軒もはしごしたり...。
植物を育て始めてからでしょうか。忍耐力が培われたように思います。だって、手を掛けてやらないと、育たないですから。彼らはあっという間に枯れてしまうのです。
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それは仕事も同じ。一長一短ではいきません。どのように育てたいか、プランを練り、一つ一つ積み上げていく。その過程が長ければ長いほど、土台はしっかりしていくものです。アパレル業界だって、地道な仕事なんです。華やかに見えるところは、ほんの一部分。そして、一部の人たち。もちろん、その方達も、相当な努力をしていると思います。そして、その過程にこそ価値があるのです。あとあと振り返れば、苦しい時も楽しかった、と。
ですから、まだまだ挫折しないで。どんなお花や実がなるか楽しみましょう。
焦らず、ゆっくり、丁寧に。
色々なことにチャレンジし、一つでも実になればいい方なのですよ。
忍耐強く、じっとタイミングを待ちましょう。時が来た時に、すぐ行動出来るように。
この、【すぐ実行に移せるタイミングを計る】ことこそ、私の自分軸といえましょう。
先ほど話した運の良さも、このタイミングの良さになると思います。直感力ですね。
ですが、よくよく考えてみるとこのタイミングが来るまで、非常に色々なことを創造し考えています。
思い浮かんだ事があるとします。やりたい事やデザインでもいいでしょう。すると、私は四六時中、頭の中でぐるぐる巡らせているんですね。その事で頭がいっぱいになり、遊びのお誘いも断るくらい。その時は、他の情報を頭に入れたくないんですよ。
この創造→自己分析の時間は、短い時もあれば何年も掛かる時もあります。
元々は慎重で臆病者。だからこそ、何度も確認作業をシュミレーションします。
私は、臆病者が決して悪いとは思いません。臆病であるからこそ、入念に準備をし慎重に行動をする。失敗のリスクを回避するのです。
元々は父の教えでもありました。以前は、大胆になれない臆病な自分が嫌でしたが、父と何気ない会話をした際に、「臆病なほうが慎重に行動するからいいんだ。」と言われた一言。
私の父は、小さな工場の経営者でした。幼少時より、私の何故?という疑問に対して、必ず答えてくれた父。それは、私が自営をすることになっても、世の中の経済のことや仕事の基本的な考え方、また歴史上のことまで、さまざまな事を教えてくれます。
面白いことに、たまに電話をかけてきては、アパレル業界の流行りなんていうことも話すのです。私の方が逆に教えられたりして(笑)もちろん、父はアパレル業界の人間ではないのですが、不思議ですね。
そんな私が最も信頼を寄せる父だからこそ、あの一言で、自分を肯定する事ができたのです。
父こそが、私の人生の百科事典であり、幾つになってもアンテナを張っていれば知識を得られるということを教えてくれる先生なのです。
幼い頃からそんな父の教えを受けてきた私は、様々な経験を重ねることで、自分の実(経験値)が一つずつ増えていったと思います。
何かある度に、リスク回避をする考えを常に持つことも、知らず知らずのうちに身に付いていたのです。そんな性格が、今までトラブルが起きた時にすぐに対処し、大事に至らない結果に結び付いたのだと思います。
時として、経験が邪魔をして躊躇してしまうこともありますが、それは、あくまでそのタイミングではないとうこと。自分なりに腑に落ちる瞬間が来ますし、色々と思考することで、危機察知能力を発動させます。そして、ここだ!というタイミングを直感的に感じた時こそ行動に移すタイミング。
今度はチャレンジすることへのワクワクで、我慢できずに大きな一歩を踏み出します。
そしてこれは私のタイミングの計りで、私のやり方です。
これは、一つのヒントとして自分だけのやり方を見つけてくださいね。
自分を客観視し、自分を育てましょう。
そのタイミングを計れるようになった時こそ、あなただけのものになりますよ。
もしかすると、自分で気づいていないだけで、自然とやっているのかもしれませんし...
自分軸という言葉が出たので、もう一つ。
私は、分からない事や出来ない事を、決して恥ずかしいと思わないタイプ。
素直に分からないことは聞く、出来ないことは他の人に委ねます。
世の中は私の知らないことばかりですし、その時気になったことを、そのままにしていたら勿体無い。知ることを覚えれば、また一つ学びが増えるのです。
ですが残念なことに、私は理解力が弱い...
知りたいことは多いにもかかわらず、読解力に欠ける。なんとも残念なのです。
ですが、その部分も自分で認識しています。
だからでしょうか。分からないことがあると、そこで立ち止まってしまい前に進めない。
理解を深めようと、物事を掘り下げる。
短所を補っている事が、探求心に繋がり長所になっているように思います。
年齢は関係なく、さまざまな人達から学び吸収する。
歳を重ねても素直さこそが私の心の軸になり、自分の心に素直に従うことで、タイミングを計ることが出来るのだと思います。
余暇プランナー
ファッションブランド「C’est pas Grave/セパ グラーヴ」のデザイナー。日々を楽しみながら、日常を心地よくするプロダクトを提案。『商品を売るだけのサイト』にはとどまらず『想いを伝えていけるサイト』として発信しています。ミッドライフにさしかかった私が今感じていることや経験してきたことをお伝えしていきます。みなさまと愉しいひとときを共有できれば、嬉しく思います!