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東京都民でも先祖代々の江戸っ子でも大田区付近に7つの人工島があることを知っている人はほとんどいないはず
題して「東京・大田7つの島をめぐる旅」。そんなトリビア的なバスツアーが1日限りで開催。大田区付近にある7つの人工島は、平和島などメジャーな人工島から普段なかなか近づけないマイナーな人工島まで全島巡ります。
その7島をご紹介。
1.東海
1939年からの東京湾岸の埋め立てにより完成し、1980年に「東海」に町名が確定した島。日本最大級の市場である「大田市場」があることで知られています。敷地面積は東京ドーム8.5個分の広さを誇ります。
2.城南島
1979年に「城南島」に町名が確定し、大田区に編入された島。工業専用地域として工業団地も。倉庫の建物を再利用した「ART FACTORY 城南島」は、アートの一大拠点として有名。
3.令和島
2019年に中央防波堤埋立地の帰属問題が決着し、新たに大田区に編入された地域。2020年に町名が「令和島」に確定。「令和」と名付けた地名は、ここが全国初。面積は東京ドーム22個分と広大で、島内にある「中央防波堤外側コンテナふ頭」は、外国のコンテナを取り扱うコンテナふ頭としても知られています。
4.平和島
1967年に「平和島」に町名が確定し、大田区に編入された島。2008年に開館した「大森 海苔のふるさと館」では、海苔の本場のこの地の歴史と記憶を伝えています。都内初の区立海浜公園「大森ふるさとの浜辺公園」も人気。
5.京浜島
1974年に大田区に編入し、1975年に町名が「京浜島」に確定した島。島内にある「京浜島つばさ公園」は、羽田空港に面した海岸線にあり、離発着する飛行機を眺めが抜群な公園としても人気。
6.昭和島
1967年に「昭和島」に町名が確定し、大田区に編入した島。今年で開業60周年を迎える東京モノレールで唯一の車両基地「東京モノレール車両基地」があります。
7.羽田空港
江戸時代後期、羽田村沖の干潟が新田開発を目的に干拓されてできた島。2023年には「羽田イノベーションシティ」がグランドオープン。
ちなみに今回のバスツアーは、貸し切りの路線バスを使用。路線バスのルートを通りながら巡ります。
開催日は9月20日(金曜日)。応募はすでに開始済で、締め切りは2024年7月31日(水曜)。
応募方法は大田観光協会のホームページにある専用の受付フォーム、もしくは往復はがきで申し込み可能。1度の応募で2名までの申し込み。8月中旬に当選、落選を通知。募集人数は27名。
大田区の魅力をまとめて探れる今回の人工島巡り。大田市場や東京モノレール車両基地などの人気スポットも巡ります。
大田区の魅力をまとめて探れる今回の人工島巡り。大田市場や東京モノレール車両基地などの人気スポットにも行けるので、気になる人はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。
【イベント情報】
「東京・大田7つの島をめぐる旅」(大田観光協会)
03-3734-0202
※ツアー代金は9800円(税込)。大田区名物のお弁当とお茶付き。
9月20日(金曜)開催。
所要時間は8時~16時30分