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月、火星、そしてその先の宇宙へ!…今、お台場で、宇宙にまつわるを一堂に集めた壮大な展覧会が開幕中。はるか遠い宇宙に想いを馳せる展覧会をチェック。
9月28日(日曜)まで、お台場の日本科学未来館で開催中の特別展「特別展 深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」。アポロ計画から半世紀を経て再び月、そして火星やその先の深宇宙へと挑戦する人類の夢を体感できる日本最大級の宇宙展です。
この特別展の最大の魅力は、宇宙開発の最前線に触れられるところ。アポロ計画から約50年、人類が再び月を目指し、将来的に火星への有人探査をも視野に入れた「アルテミス計画」の最新技術も、間近で見られます。宇宙飛行士が宇宙服なしで月面を探査できる「有人月面探査車 有人与圧ローバー」の実物大模型も世界初公開。さらに、月の氷などの資源探査につながる「月面誘電率計測器」といった先端技術も紹介。未来の宇宙生活へワクワクが止まりません。
日本の宇宙探査技術の粋が集結。「はやぶさ」や「はやぶさ2」が地球へ持ち帰った貴重な小惑星の粒子、日本の新型大型ロケット「H3ロケット フェアリング」の実物大模型など展示が目白押し。地球の環境観測に役立つ最新の人工衛星や、「はやぶさ2」に続くサンプル回収を目指す火星衛星探査計画「MMX」も紹介。さらに国家プロジェクトだけでなく民間企業の挑戦、学生が開発を担った超小型X線観測衛星「NinjaSat」など、日本の多様な宇宙開発の最前線が目の前に。
会場では、宇宙の広大さと奥深さを五感で体感。火星探査機が捉えた最新データで作られた大画面映像「火星ツアー」は、まるで本当に火星を旅しているかのような臨場感。JAXA種子島宇宙センターでしか見られないロケットの断熱材やフェアリングの一部に直接触れる体験が!
ブラックホールやダークマターといった宇宙の謎に迫る天文学の最前線も紹介。「すばる望遠鏡」などの巨大観測機器の模型と映像で深宇宙の姿が解き明かされます。
人類はどこへ向かうのか。この壮大な問いを巡る本展は宇宙への好奇心を刺激し、未来への想像力を掻き立てます。無限に広がる宇宙の可能性を、この展覧会で感じてみてはいかがでしょうか?
【イベント情報】
「特別展 深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」
東京都江東区青海2-3-6日本科学未来館1F企画展示ゾーン
03-3570-9151
9月28日(日曜)まで開催中
10時~17時(最終入場16時30分)
料金は大人2200円、中高校生1400円、小学生・4歳以上700円(全て税込)。3歳以下無料。
9月第1、2、3火曜は休館。