ハワイとヨガをこよなく愛する三児の母で、フリーランスで仕事をする筆者。これまでイベント企画側から関わり、産後の不調を救ってくれたヨガを深く学びたく、全米ヨガアライアンスRYT200取得を目指してヨガスクールFIRSTSHIPへ通学中です。今回の奮闘記では、実際にどのくらいのペースでどんなことを学んでいるのかをレポートします。


入学から2ヶ月目までの通学状況は?

2019年8月に入学してからどのくらいのペースで学びを進めているのか、200時間の単位取得までの道のりをご紹介します。

授業は1コマ2時間で、月間のスケジュールを見ながら自分の好きなタイミングでウェブ予約が可能です。
アーサナ(ヨガポーズ)はベーシック修了後アドバンス、そしてティーチング(指導実践)と順に進めていく流れとなっています。
2ヶ月目はアーサナ以外の科目もバランスよく受講してみました。さまざまな観点からヨガを体系的に学ぶことで、徐々に理解が深まっています。
また、どの分野もヨガのみならず、日常生活にすぐ活かせる知識を得られるのも嬉しいポイント。

機能解剖学とロルフィング®️で体の仕組みや使い方を学ぶ

あらゆる分野の学びを少しずつ進める中で、今回は機能解剖学とロルフィング®️についてご紹介します。
機能解剖学ではヨガに必要な体の仕組みを理解していきます。運動器官系、脊柱、下肢、体幹、上肢、とそれぞれ2時間ずつ学びます。
ヨガのアーサナが無理なく、体を痛めることなく安全に取れるための重要な科目です。人それぞれの最適があること、本来の可動域などを理解しておくことはケガを予防することにも繋がります。
一方のロルフィング®とは、筋肉を包む膜(筋膜)に働きかけ、萎縮や癒着を緩めていくボディーワーク。
気持ちよく体を伸ばす、余分な力みを手放す、深くて心地よい呼吸ができるようになるといった、ヨガの実践に活かせる具体的な知識を得られることがロルフィング®の魅力です。
先日の授業では、実際に骨模型に触れて理解を深めていきました。
特に骨がバラバラになっているものはなかなかお目にかかれないので、いざ目の前にすると「向きってどっちだったっけ?ここについてたかな…」など理解していた気になっていた部分が明らかに。
無理に力を入れず、心地よい安定感を維持するってどういうことだろうと、ペアワークでも試行錯誤しながら体感していく授業でした。
アーサナの練習に励んだり、自身の柔軟性の低さに直面したりするとついつい焦ってしまうこともありますが、「人と比べないこと」「焦らず努力を積み重ねること」を心に留めながら、学んだ知識を活かしていきたいなと思っています。

通学期間中、何度でも受けられるレッスンで理解を深める

ヨガの授業で基礎を学び、少しずつ自分の体の特徴や癖を把握できるようになってきたからこそ、苦手な動きはレッスンで少しずつ改善していくようにしています。
例えば「前屈(体を前に倒す)」「後屈(体を後ろに反らす)」などをテーマにした授業を受講したら、それに対応するレッスンで繰り返しそのポーズを体に落とし込んでいく…というイメージです。
レッスンでは先生のさりげない声かけ一つひとつが学び。ケガなく、安全にヨガをしていくことの難しさや楽しさ、何気なくとっていたポーズを分解していくと、体のどこにどうアプローチしているのかが全く変わってきます。
当たり前ですが、インストラクターの方は人のカラダの特徴を瞬時に把握しながらレッスンを組み立て、一人ひとりをみていきます。
改めて尊敬の念であり、とても責任の重いお仕事だなと痛感。学べば学ぶほど奥深さを感じています。まだまだ学びの身としてはこれからどう成長していけるのか、伸びしろがありすぎて…。とにかく継続的に勉強し続けていくことが大切ですね。
私は幼少期からの体の歪みや手術経験もあるので悩み深いのですが、カラダも心も人は皆それぞれの悩みがあるもの。少しでも寄り添えるように、些細なことにも気がつける人でありたいものです。
私が通っている単位制通学のコースでは、通学期間中はレッスンが何度でも受けられるので、しっかり落とし込み、納得がいくまで学んでいこうと思っています。
今回ご紹介した受講状況はあくまで私の場合で、子どもの体調なども含め不測の事態もあるため、これからも毎月ばらつきが出てくると考えられます。
そういったところも含めて、もしヨガの学びを深めることにご興味のある方には「これなら私にも挑戦できるかも!」と感じていただけたら嬉しいです。

情報提供元: Tonoel
記事名:「 ヨガ資格取得を目指す3児のママ奮闘記②