美肌の強い味方だけでなく、仕事で頑張った一日の締めくくりなどに癒しやご褒美としても人気のフェイスパック。目的や価格からさまざまな商品を選ぶことができ、毎日のように使用している人も多いかもしれません。この記事では、そんなフェイスパックの効果をより高める使用方法と、家にあるものでできる手作りパックレシピをご紹介します。


市販のフェイスパックの効果を高めるポイント

さまざまなタイプの商品が発売されているフェイスパック。ただ顔に貼るだけではなく、その美容効果をよりアップさせるポイントがあるのをご存知ですか?早速内容をみていきましょう。

<使用前>事前に蒸しタオルで毛穴を開く

フェイスパックを肌に貼る前に温めた蒸しタオルなどで顔を覆って毛穴を開かせることで、パック成分の浸透率を上げることができます。温める時間は約5~10分程度。じんわりと肌の奥から温かさを感じる程度でOKです。

<使用中>①ラップや専用マスクで密封

フェイスパックをつけた上から、鼻と口を避けてラップなどで密閉するとより浸透率が上がるといわれています。百円ショップなどでは、フェイスパックの上から被せる専用のマスクも売られているので併用してみるのも◯。

<使用中>②パック中は仰向けの状態で

作業をしながらケアできるのがフェイスパックのメリットですが、体を起こしたままよりも仰向けに寝た状態で行う方が効果的。シートのズレを防ぎ、顔全体に美容成分が行き渡りやすくなります。

<使用後>顔を冷やす

フェイスパックの後に、保冷剤や氷などで肌表面を冷やすのもポイント。毛穴がきゅっと締まり成分が肌に閉じ込められます。冷やし過ぎや乾燥を防ぐため大体5分くらいを目安に行うようにしましょう。

オリジナルフェイスパックに挑戦してみよう!

おうちにあるもので簡単に実践できる手作りフェイスパックレシピを2つご紹介します。スペシャルケアとしていつものお手入れに取り入れてみては?

①夏に向けておすすめ!美白効果の高い「緑茶パック」

-効果-

緑茶に含まれているクロロフィルやカテキン、ビタミンCなどの成分によって肌のターンオーバーを促進し、皮膚表面を滑らかにするとともにシミやくすみの改善が期待できます。



-作り方-

・粉末の茶葉を用意。またはフードプロセッサーなどで茶葉を粉末状にします。

・「粉末緑茶:小麦粉」を1:2の割合で混ぜ、少しずつ水を加えて耳たぶくらいの硬さ程度までこねたら完成。



-使用方法-

洗顔後、直茶パックを顔全体に均一に塗って10分程度パックします。乾きやすいためラップをしてもOK。その後ぬるま湯でよくすすぎ洗いしましょう。



★ポイント

緑茶パックは毎日行っても肌への負担は少なく、続けるほどに効果がアップするとされています。残ったパックは密閉容器に入れ冷蔵庫で1週間程度保存可能です。

②角質を除去して滑らか肌に「ヨーグルトパック」

-効果-

ヨーグルトの乳酸菌に含まれる分解酵素プロテアーゼには、たんぱく質を柔らかくする作用があり、毛穴に詰まった角栓や汚れを除去する効果があります。また、ピーリング作用のあるフルーツ酸も含まれるため肌の新陳代謝をアップさせる効果も。



-作り方-

・プレーンの無糖ヨーグルトを水切りする。または「ヨーグルト:小麦粉」を1:1の割合で混ぜたら完成(ヨーグルトはそのままの状態だとどうしても垂れてきてしまうため、水切りする時間がない際は固さを出すために小麦粉を使用します)。



-使用方法-

洗顔後、ヨーグルトパックを顔全体に均一に塗ってそのまま10分程度パックし、その後ぬるま湯ですすぎ落とします。



★ポイント

ピーリング効果が高いため毎日続けると必要な角質まで除去して肌に負担をかけてしまう恐れがあります。週1ペースからスタートし、パックは当日中に使い切るようにしましょう。



※どちらのパックも小麦アレルギーの方は使用しないでください。

市販のものはより効果的な使用方法を意識して、また、たまには手作りパックを作って頑張っている自分への日々のケアとして、フェイスパックを楽しみましょう。

情報提供元: Tonoel
記事名:「 市販フェイスパックの効果アップ法&手作りパックレシピ