- 週間ランキング
夏本番に向けて、今回は冷却シートを比較する。メンズとレディースではどこに違いがあるのか、そしてボディー用とフェイス用ではどこに違いがあるのか。冷涼感や持続力の違い、香りの違い、成分なども含めて比較してみたい。
今回は、以下の項目を中心に比較していく。
1.冷涼感と持続性
2.メンズとレディースの違い
3.ボディー用とフェイス用の違い
4.香りや質感
5.コストパフォーマンス
・購入場所:マルエツ
・購入価格:329円(税込)
・内容量:28枚入り
特長は、液がたっぷり乾きにくい点、260×200㎜サイズの大判である点、そして何より顔も拭けるボディーシートである点だ。メントール(清涼剤)とエタノール(洗浄成分)が配合されている。
超冷感を謳ったクールタイプで、厚手で乾きにくい仕様。大判なら使いやすいだろう。
実際に使ってみた感想は、特徴の通り厚手で液体がたっぷり。大判サイズで使用感は非常に良い。冷涼感もそれなりに強く持続力もあるが、顔に使えることを考慮しているのだろう。とは言え、目に入ったら痛いので、顔を拭く際は注意が必要である。
香りはクール感のあるメントールで、価格は1枚当たり11.7円である。これ1枚で顔もボディーも使える点や、エタノール配合で汗や皮脂をすっきり落とせることを考えると、コストパフォーマンスは素晴らしい。
・購入場所:マルエツ
・購入価格:399円(税込)
・内容量:20枚
リフレッシュフローラルの香りが特徴。拭いた瞬間に肌温度-3℃という点も気になるところだ。
230×200㎜の大判厚手シートで、成分は主にエタノールとメントールが配合されている。
続いては無香性タイプ。
・購入場所:マルエツ
・購入価格:399円(税込)
・内容量:20枚
完全に主観となるが、イメージとしてはリフレッシュフローラルの香りが女性向け、無香料が男性向けといった感じだろうか。香り以外は同じ仕様だ。
実際に使ってみた感想は、リフレッシュフローラルは香りが非常の素晴らしい。とても爽やかで、まさに気分もリフレッシュされる。厚手の大判サイズで使用感も良く、冷涼感の強さはバランスが取れている。もちろん、拭いた瞬間から心地よい清涼感が続く。
無香料は、好みや周囲に人が多く配慮が必要な場合に選択すると良いだろう。1枚当たり19円と高額な部類であるが、万人に好まれそうなバランスの良さ、完成度が非常に高く、コストパフォーマンスは十分に納得できるだろう。
・購入場所:マルエツ
・購入価格:398円(税込)
・内容量:30枚
最大の特徴は、極冷えで大判のボディーシートである点。訴求が明確で分かりやすい。いかにもクール感を印象付けるパッケージで、売り場でも目立っていた。
メントールが高配合されており、「冷え過ぎ注意!」の記載が。暑い日が続くので大歓迎であるが、どこまで冷えるのかや使用感が気になってしまう。エタノールも配合されており、汗によるべたつきやにおいも拭き取れるとのこと。
1枚で全身がスッキリ保てて、強力なクール感が得られるのであれば嬉しい限りである。
実際に使ってみた感想は、コンセプト通りでとにかく強烈な冷感が最大のインパクトである。冷感の強さを求めるのであれば、意を得た商品であろう。その分メントールの香りも強烈である。厚手で大判なことが理由か否か定かではないが、拭いている時にシートが丸まりにくく使いやすい点も魅力の一つである。
1枚当たり13.2円とコストパフォーマンスにも優れており、猛暑日にぜひ活用したい。30枚入りなので全体的に少々分厚いが、持ち運びに支障をきたすほどでもない。むしろ、遠慮なくどんどん使えそうだ。
・購入場所:マルエツ
・購入価格:449円(税込)
・内容量:42枚
最大の特徴は、氷冷で洗顔に特化したフェイシャルペーパーである点。顔に特化しているため、肌に優しい天然コットンを100%使用している。
成分はエタノールを中心に、メントールは控えめのようだが、これも顔に使うためだろう。コットンなので肌当たりにも環境にも優しい点が好印象である。汗や皮脂もしっかり除去してくれるなら申し分ない。
実際に使ってみた感想は、コットンの肌当たりがとても柔らかく、顔専用であることが頷ける。冷涼感もしっかりとしており、持続力も満足できる。洗顔ペーパーとしても十分に気持ちが良く、さすがはメンズブランドとして呼び声が高いマンダムのギャツビーブランドである。
メーカーが推奨している訳ではないことを前提で記載するが、ボディーにも十分に活用できるクオリティーだ。1枚当たり10.6円とコストパフォーマンスは素晴らしい。
今回比較して感じたことは、成分はほとんど同じでメントールとエタノールが中心となっていることだ。商品選びのポイントは、用途と並行して敏感肌の方は注意して選択する必要がある。そして香りや冷感のバランス、肌の違いを考えると、女性向け、男性向けは明確に存在すべきだろうと感じた。
顔専用、ボディー専用、双方使用できる商品も含めて、冷感が強すぎれば顔には不向き、バランスが取れた冷感ならどちらも使用できそうだという印象である。もちろん実際に使用する際は、メーカーが推奨する正しい使い方をしてほしい。
通勤や通学時の持ち運びはもちろん、レジャーやスポーツ時に携帯できて便利な商品ばかり。
冷感シートは間違いなく体感温度を下げてくれるので、室内での利用はもちろん、外での熱中対策にも有効に活用できると感じた。
ぜひ、好みやシーンに合わせて選んでみて欲しい!