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サラダに合う魚と言えば、ツナやサーモンが有名。だが、サバとの組み合わせも、実はおいしい。「フレッシュパック製法」で作られた『サラダサバ(こくうま味噌味)/(まろやか醤油味)』は、鮮度抜群で魚のにおいがほとんどなく、生野菜との相性が抜群なサバ缶だ。味噌味と醤油味の2つの味付けがされたサバの味わいをたしかめてみよう。
木の屋石巻水産(宮城県)は、1957年に鯨行商として創業した水産加工品メーカー。創業以来「うまい魚を、うまいうちに」という姿勢を守り続けており、朝水揚げした魚を冷凍することなく、早ければ昼には缶詰めにする製法「フレッシュパック製法」で作られている。魚の鮮度を獲れたてのまま、一番おいしい瞬間に閉じ込めて、全国へと旬の味を届けているのだ。
新たに発売された『サラダサバ(こくうま味噌味)』と『同 (まろやか醤油味)』(共に170g缶詰・希望小売価格 税込420円・発売中※期間限定)もまた、「フレッシュパック製法」によって作られたサバ缶。石巻港に水揚げされた国産サバを冷凍することなく缶詰にした商品だ。
最大の特徴は、新鮮なまま閉じ込めたことで青魚特有のにおいがほとんどないこと。そのためサバの味わいを感じつつも、生野菜とも相性がよく、サラダと一緒に食べられるおいしさ。また、味付けの素材はすべて国産を使用したことでサバのうまみが引き出しているようだ!
発売されたのは2種類。まずは『サラダサバ(こくうま味噌味)』を食べてみよう。鮮魚のまま綿実油で油漬けにしたあと、宮城県産の味噌と、ミネラル分が豊富な鹿児島県喜界島の粗糖(砂糖の元となる原料)で味付けがされた味噌味のサバ缶だ。
缶詰を開けると、中には筒切りにされたサバが3つほど。においは確かに控えめな印象だ。全くにおわないわけではなく、サバらしいにおいはある。ただ、鼻の奥にまで届くような強さがなく、後に残らない。
食べてみると、身も骨もやわらかく、それでいて身の弾力はきちんとある適度な食べ心地。味噌味だがサバのうまみを引き出すような深みを感じる味付けとなっている。塩味も控えめで、これだけを延々と食べられるような絶妙な仕立てだ!
くせのない味わいのため、サラダとあうというのがよくわかる。うまみはあるが、サバも味噌も主張が激しくない。記者はキャベツとも一緒に食べてみたが、ツナと同じような感覚で食べられた。油っぽさがないので、記者個人としてはツナよりも好みだ。
続いては『サラダサバ(まろやか醤油味)』。鮮魚のまま綿実油で油漬けにしたあと、地元石巻の無添加醤油と、鹿児島県喜界島の粗糖で味付けをしたサバ缶だ。
こちらもにおいは控えめ。鼻をぎりぎりまで近づければ感じる程度だ。
味は醤油らしくさっぱりとした味わい。味噌味とおなじく、主張しすぎないのでサバのうまみを存分に感じられる仕立てだ。意外にも、まろやか感はこちらのほうが感じられて、やさしい味わいである。
サラダ(キャベツ)との相性もやはり良く、シャキッとみずみずしい味にもよくなじむ。身や骨がやわらかいのでサラダの触感を邪魔しないのもポイントだ。風味が穏やかなことも相性の良さの大きな理由だろう。
サラダサバというだけあって、あっさりとくせのないおいしさが魅力的なサバ缶。お酒のおつまみや白米のお供として食べるにはややパンチに欠けるが、サバにおいが苦手な人にはぴったりだと思う。1缶当たりの食塩相当量は0.9gなので、塩サバ代わりに食べるのもおすすめだ。
同社オンラインショップにて発売中。セット商品ではないのでお間違えなく。
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