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ゆっくり時間をかけて、絵柄が少しずつできあがっていくのを楽しむジグソーパズル。一度は遊んだことがあるという人も多いだろう。そんなジグソーパズルの概念を打ちこわし、どれだけ早く組み立てられるかを重視した『早組みジグソーパズル』が新発売。完成までのタイムを競って楽しむ斬新なパズルを、親子でおためししてみた。
1977年に創業し、ジグソーパズルや玩具の製造販売を手掛けるビバリー(東京都)。ステーショナリーや雑貨、ゲームやおもちゃなどのジャンルにとらわれず、“楽しい、面白い”を提案するエンターテインメント企業だ。
そんな同社から、『早組みジグソーパズル』(25ピース×2セット・希望小売価格 税込2,200円・2023年6月9日発売)が新発売。ジグソーパズルと言えばじっくり時間をかけて楽しむものだが、こちらはタイムを競って楽しむ新感覚のパズル。
2人で対戦ゲームとして遊ぶのはもちろん、自己ベストタイムを目指すタイムトライアルなら1人でも楽しめる。完成タイムによって、レベル分けされるのがこのゲームのポイント。
より上のレベルを目指して、何度も遊びたくなる仕掛けが施されている。
それでは早速、『早組みジグソーパズル』で遊んでみよう。
箱を開けると、中には50ピースのパズルとタイムトライアル用の記録シートが入っている。50ピースのパズルを2セットに分け、日付と秒数を記載できる記録シートを準備。赤・緑・黄色・ピンク・青・オレンジの6色のピースを、5×5で組み立てる。
まずはストップウォッチで計りながら、記者自身が何秒で組み立てられるか挑戦してみた。
パッケージの箱は、シャッフルBOXとして活用。
バラバラにしたパズルを箱に入れ、5秒間シャッフルしてから早組みスタート。
5×5のパズルだから簡単だろうと油断していたら、これが意外と難しい。
色のみをヒントに組み立てていくので、絵と違ってこのピースがこのあたりかなという予想が立てられないのだ。
初めての早組みの結果は、なんと4分超え。
余裕で180秒以上かかってしまったので、記者のレベルは「もう少し頑張りましょう」となった。
悔しくてもう一度挑戦してみたが、少しタイムが縮まって3分ちょっと。頑張ってはみたものの、レベルアップは叶わなかった。絵柄がない分場所を覚えるということがないので、何度でも挑戦したくなる。
続いて、2人で対戦するパターンでも遊んでみた。まずは10歳の息子と8歳の娘が対戦。
スタートから真剣な表情で、手を動かす子ども達。ここまで集中している姿は、あまり見ることがないというほど真剣にパズルに取り組んでいた。結果は息子の勝利。もう一回やろうと、2人でわいわい盛り上がっていた。
次に、記者と夫が対戦してみた。数回やっている記者の方が有利かと思いきや、頭の回転が早い夫の圧勝。
初めてなのに3分を切るタイムをたたき出し、まったく歯がたたなかった。もうすぐ宿泊研修がある息子は、「これ持って行っていい?」とかなりお気に入りのおもちゃとなったようだ。
タイムトライアルなら、1人でいつまででも夢中になれる『早組みジグソーパズル』。もちろん、2人で対戦もわいわい盛り上がれるので、おすすめの遊び方だ。ルールの説明も不要で、大人から子どもまで誰でも簡単にすぐ遊べるジグソーパズル。ぜひ、神レベルを目指して挑戦してみてほしい♪