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スペインの数あるワイン産地の中で、たった2ヶ所しか名乗れない最高峰格付けD.O.Ca.を持つリオハ。そんな格式高い産地の希少なスペインワインを、日本でも味わうことができる。株式会社スコルニ・ワインが輸入するこだわりの『ラエルテス・レイ』と『ガルナチャ 1921』の2本をご紹介しよう。
スペインワイン専門の商社である株式会社スコルニ・ワイン(東京都)は、ワイナリーを直接訪問して優れた生産者のワインを、徹底した温度管理を行い国内へ輸入。我々の食卓に情熱的なスペインワインを届けてくれている。今回は、スペインの中でも最上級の特選原産地に格付けされている銘醸地の1つ・D.O.Ca.リオハで作り上げられた2つの赤ワインをご紹介しよう。
リオハ固有の赤ブドウ品種であるマトゥラナ・ティンタは、リオハで栽培される全ブドウの内0.5%しか収穫されない希少品種。『ラエルテス・レイ』(750ml・価格 税込5,445円・発売中)は、そんな貴重な古代品種を100%使用して、オーガニック認証を受けた珠玉の1本だ。
ルビーレッドの色調で、レッドチェリーやザクロのような果実の香り、なめらかな口当たりが楽しめるこだわりの赤ワインとなっている。
もう1本は、ヨーロッパの各地で作られる“グルナッシュ”というブドウの品種は、スペインではガルナチャとも呼ばれている。リオハでも全体の7%に当たる量が、有機農法によってこだわりを持って生産されている。『ガルナチャ 1921』(750ml・価格 税込5,445円・発売中)は、畑の登録が1921年ということから命名されているが、実際にはそれよりも古くから植樹されているため樹齢は100年を超えるという。
800mという高地のリオハで生産されたガルナチャを100%使用したオーガニックな赤ワインは、熟した果実のアロマと奥行きある味わいが特徴。それぞれ品種の異なる2本のリオハ産の赤ワインを、贅沢にも飲み比べてみたい。
どちらも天然コルクによって栓がされているため、飲む際はワインオープナーの準備を忘れずに。開封の瞬間も、優雅に楽しみたいところだ。
それでは、『ラエルテス・レイ』からテイスティングをしていこう。
シックで深みのあるルビーレッドの色調を目で楽しみつつ、非常ドライプルーンのような果実味豊かなアロマに心躍らされる。
まろやかで飲みやすい口当たりで、果実の風味が一気に広がる。酸味のバランスも良く、希少なマトゥラナ・ティンタの息吹を感じることができる至極の1杯だ。スペインから遠く離れた地・日本で味わえるので、日本食と合わせてみたいが、すき焼きとの相性が良いとのこと。両国の文化を尊重しつつペアリングしてみてほしい。
続いて『ガルナチャ 1921』もテイスティングしていこう。
こちらも色調はルビーレッド。酸味ある香りは、『ラエルテス・レイ』との違いが際立っており、飲み比べの妙に尽きる。
軽やかな口当たりで飲みやすさがありつつも、熟した酸味の中に確かな芳醇さを感じられる奥深い味わいだ。ペッパーステーキやマグロのグリルといった料理とのペアリングがおすすめとのこと。
今回ご紹介させていただいたリオハの希少な赤ワインは、株式会社スコルニ・ワイン公式ネットショップにて、4月30日までの期間限定で2本セットが15%オフの税込 10285円で購入可能。
ぜひ2本セットで、奥深きスペインワインの魅力を堪能してみてほしい。
※お酒は20歳になってから楽しもう