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福島県喜多方産の原材料にこだわって作られた日本酒のブランド「KITAKATA TERROIR」。その第4弾となる『喜多方テロワール EPISODE Ⅳ(山田錦)』は、喜多方産の山田錦を100%使用した純米大吟醸。喜多方らしさを楽しむ日本酒シリーズのひとつで、フルーティーで華やかな香りと幅のある繊細な味わいが特徴だという。気になる味わいを、実際に飲んで確かめてみた!
福島県喜多方市から全国に清酒のほか、焼酎・リキュールその他の醸造酒の製造、販売を手掛けるほまれ酒造(福島県)では、2021年から日本酒の新ブランド「KITAKATA TERROIR」を展開している。
「KITAKATA TERROIR」の第4弾となる『喜多方テロワール EPISODE Ⅳ(山田錦)』(720ml瓶・希望小売価格 税込2,200円・発売中)は、原材料をすべて喜多方産にこだわり、酒米も喜多方産の山田錦を100%使用した純米大吟醸だ。
「KITAKATA TERROIR」は、ほまれ酒造が喜多方らしい日本酒を楽しんでもらうことを目的に立ち上げたブランドだ。そのこだわりは、喜多方産の酒米を使用し、その酒米をEPISODEごとに変えることで“喜多方のテロワール”を表現したという。ちなみに「テロワール」とは、生育環境や産地特性といった意味を指す。
今回紹介する『喜多方テロワール EPISODE Ⅳ(山田錦)』の他に、これまで『喜多方テロワール EPISODE Ⅰ(山田錦)』『喜多方テロワール EPISODE Ⅱ(夢の香)』『喜多方テロワール EPISODE Ⅲ(五百万石)』が発売されている。
「EPISODE Ⅳ」では、「EPISODE Ⅰ」に引き続き、“酒米の王様”喜多方産の山田錦を使用。今回は酒米の特徴である「高精白向き」を活かし、精米歩合が39%の純米大吟醸造りに挑んだという。なお、山田錦は温暖な気候向きのため、喜多方市では決して育てやすい品種ではないのだが、贅沢にも精米歩合39%まで磨き上げたという意欲作だ。
それでは、そんな自信作の純米大吟醸を味わってみたいと思う。
純米大吟醸は燗などにせず、「冷や」で飲むのが旨さを最大限に感じられる。ということで、冷蔵庫で冷やした『喜多方テロワール EPISODE Ⅳ(山田錦)』を飲む。
キリッと澄んだ美しい純米大吟醸。まるで南国のフルーツを思わせるような華やかな香りが、あたり一面に漂う。
ひと口含むとフルーティーで幅のある繊細な味わいが広がる。キレがありつつ、ほんのり甘い余韻が後味として残る。これは日本酒を普段あまり飲まない人にもおすすめの飲みやすい日本酒だ。
雑味が少ないキレイな味わいのため、どんな食事にも合いそうだが、特に牛のしゃぶしゃぶ(ポン酢)、魚介のカルパッチョなど、シンプルに素材の味を活かした爽やかな料理がおすすめだ。
ほまれ酒造の新ブランド「KITAKATA TERROIR」の第4弾となる『喜多方テロワール EPISODE Ⅳ(山田錦)』は、喜多方産の山田錦を100%使用した喜多方らしさを楽しめる純米大吟醸。数量限定の発売のため、気になる人は早めにチェックを!
『喜多方テロワール EPISODE Ⅳ(山田錦)』の購入は、ほまれ酒造オンラインショップなどで。
※お酒は20歳になってから楽しもう