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今回の心理テストでは「人間関係のイザコザをどう乗り越える?」がテーマです。
昔の人の和歌、読んだことありますか。文法や古語の意味など、難しいことはとりあえず脇に置いておき、現代語訳で読んでみると「昔の人、なにげに激しい( ;˙꒳˙;)」という感想を抱くような、面白いものがあったりします。
今回はそんなわけで、百人一首の第38番の歌を取り上げてみました。これをもとに、自分自身の人間関係における対応スタイルを発見してみてください。
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし
人の命の 惜しくもあるかな
「あの人に忘れられる私が可哀想かどうかはまあ、別にどうでもいいの。でも、あの人、『あなたのことを永遠に愛す』と神に誓ってたのに、それなのに私を捨てるなんて。誓いを破った罰であの人が死んじゃったらどうしよう…」
さて、この歌を詠んだ女性の気持ち、あなたはどれが一番ぴったりだと思いますか?
A.本当はフラれて悲しいのに強がってる
B.心の底から元カレのことを心配してる
C.元カレのことがひたすらムカつくから、なんか一言言ってやりたい
D.小悪魔な態度で元カレの気を惹きたい
あなたがこの選択肢を選んだことは、表面上はクールに振る舞いつつも、実際には内面で感情を抱え込んでいることを示しています。
このスタイルでは、対立や問題に真っ向から立ち向かうことはせず、距離を置くことで心の平穏を保とうとします。具体的には、問題が起こると、あなたは話し合いを避けたり、自分の真の感情を隠したりするかもしれません。
実際の対人関係では、あなたは感情を表に出さないため、他の人に対し、冷静で合理的な印象を与えることが多いでしょう。しかしこれは、傍から見るとあなたが何を考えているのか分かりません。よって、あなたの抱えている内面的な葛藤が、誰からも気づいてもらえず見過ごされることがあります。
困難な状況において、あなたは冷たいか無関心に見えるかもしれません。しかし、実際には深く考え、感じているのです。
この選択をしたあなたは、他人との調和を重んじ、対立を積極的に解決しようとするタイプです。理屈や勝ち負けより先に、相手に対して感情的な共感や理解を示すことで、まずは衝突を和らげようとします。このスタイルの人は、自分の感情をオープンにし、関係の修復に努める傾向があるのです。
日常生活では、あなたは友人や同僚との問題に直面したとき、話し合いや妥協を通じて問題を解決することを選びます。
例えば、誤解が生じた場合、あなたは積極的にコミュニケーションを取り、双方の立場を理解しようと努力します。
このアプローチは、関係を長く持続させるのに役立ちます。ただ、時には自分の立場やニーズを後回しにしてしまうこともあるでしょう。
この選択肢を選んだあなたは、人間関係における対立やトラブルに対し、直接的な態度、時には攻撃的、または挑発的な態度で対応することがあります。
あなたは自分の意見や感情をはっきりと伝えることを恐れず、不公平や不正には積極的に立ち向かいます。
このタイプの人は、自己主張が強く、対立する相手に対して強い態度で臨むことが多いのです。
普段から対人関係において、あなたは不満や問題をその場で解決しようとします。よって、時には衝突が激しくなることもあります。
例えば、不公正な扱いを受けたと感じた時、あなたは即座に反論し、自分の立場を守ろうとするでしょう。
時として、緊張が高まったり、こじれてしまってしこりが残ることもありますが、ただし、問題の早期解決には効果的なことが多いです。
この選択肢を選んだあなたは、人間関係での対立やトラブルにおいて、状況を良くするためにユーモアや遊び心を使うことが多いです。
このスタイルは、緊張を和らげるための工夫を凝らし、軽い冗談や楽しい活動を通じて雰囲気を明るく保ちます。
あなたは人間関係でのトラブルを、楽しみながら解決することを得意としているのです。
具体的な例としては、例えば、厳しい議論が必要な場面でも、あなたは笑いを取り入れることでその場の空気を和らげることができます。
たとえば、チームミーティングで意見が対立した時、あなたはユーモアを交えたコメントで緊張を解消し、チームの和を保ちます。
このようなアプローチは、人間関係を楽しく保つために非常に有効でしょう。
ライター : 真宮吉丸
インテリの雑学オタク。東京大学文学部卒。大学では言語について学ぶが、卒業後、心理学を独学で修める。この経験を活かし、現在は心理学に関連するコンテンツのライターとして活動中。
編集 : シンリ編集部