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首都圏が福井の豊かな食材で彩られる特別なイベント『美食福井フェアin首都圏』。2024年11月30日までの期間限定で、バリエーション豊富な料理に変身した福井の食材を味わうことができる稀有な機会です。
北陸新幹線が延伸されたことで首都圏からのアクセスも大いに向上し、これまで以上に高まっている福井県への注目度。豊かな自然に恵まれ、暖流と寒流が混在する若狭湾から水揚げされる新鮮な海の幸や、肥沃な大地が育む里山の幸が魅力です。
これから迎える冬の王者であり、茹でで味わうのが格別な「越前がに」をはじめ、新鮮な甘さと弾力を持つ「甘えび」や、上品な脂の「ふくいサーモン」、刺身が絶品の「敦賀真鯛」「越前がれい」、生でも蒸しても美味しい「若狭の岩牡蠣」など、海の幸だけでも豪華絢爛。
さらに、柔らかで風味豊かなブランド黒毛和牛「若狭牛」や、旨味たっぷりの「ふくいポーク」、濃い旨味が特徴の「福地鶏」といった肉類、煮崩れのしにくさに定評のある「吉川ナス」や「上庄さといも」、香りや食感が抜群の「九頭竜まいたけ」「香福茸」など野菜類も充実しています。
今回のフェアに参加した首都圏店舗の総数は、驚きの88カ所。
ほんの一部に着目しても「曙橋かず」「アシッド・ブリアンツァ」「アタ(Ata)」「オン・ザ・テーブル チャイニーズ」「酒井商会」「シオタ(ciotat)」「⾞⼒⾨おの澤」「蕎⻨おさめ」「空花」「チョコ(TXOKO)」「ノウ(Nou)」など、大きな人気を集めている有名飲食店ばかりという豪華さです。
調理人が実際に現地へと足を運んで食材を味わい、最終的な料理を作り上げたという店舗もあり、その完成度は驚くほどのクオリティ。
味わいはもちろんのこと、ビジュアル面でも美しく、自然に溢れた福井県の魅力が五感の全てを通じて伝わってくるものとなっています。
試食会の舞台となった丸の内「アルカナ東京」も、88店舗のうちのひとつ。丸の内という都心の一等地に位置しながらも、非日常的な静けさとくつろぎを感じられる、極上の食体験を提供するフレンチレストランです。
洗練された空間で、厳選された旬の食材を用いた美しい料理を味わうことができるアルカナ東京は、普段からも五感で楽しめる料理の数々を提供。
野菜をたっぷりと用いた斬新なアプローチで、常に新しい発見と感動が生まれるガストロノミーです。
用意されたメニューは、福井県の食材を生かした特別な内容。
食べ応えのある魚やお肉はもちろんのこと、アルカナ東京らしく野菜のおいしさを存分に生かしたラインナップも見逃せません。
食前に提供されたのは、福井県が誇る「さかほまれ地酒」。
8,000種類以上の酒米から厳選された福井県産のオリジナル酒米「さかほまれ」を使用し、県で開発が行われた酵母で醸造された特別な大吟醸酒です。
口に運ぶと、繊細な香りと飲みやすさに唸りながらも、残る深い余韻に脱帽。
口当たりはあくまで柔らかく爽やかながら、旨みもしっかりと楽しむことができ、和食でも洋食でも相性抜群であることがわかります。
1品目に登場したのは「白ネギのスープとグリエ 柑なんばのアクセント 貝のフランと牡蠣 ズワイ蟹 たれ雲丹のグラチネ」。ふんわりとしたスープの中に魚介が隠された、スープとは思えないほど食べ応えのある一品です。
添えられた白ねぎは、柑なんばによりピリッと辛めのアクセントが効いた、絶妙な刺激を加える一品。スープに加えても、そのまま口に運んでもたまらない味わいとなっています。
スープに合わせてパンも登場。食べ応えのあるハード寄りのパンと共に添えられているのは、福井県を代表するブランド豚「ふくいポーク」で作られた「ふくいポークのリエット」。
パンのお供に相性抜群の一品です。
フランスの伝統料理であるリエットは、肉類を柔らかく煮込み、ほぐして作り上げるもの。
エサに乳酸菌を加えることできめ細かい肉質を実現したふくいポークは、サシも密なためリエットにもぴったり。ふくいポークの旨味を大いに感じることができます。
2品目は「ふくいサーモンと小松菜 きのこのガレット ファソン”ウフ アン ムーレット”」。
薫り高くソテーしたきのこにふくいサーモンのブイヨンを使った赤ワインソースを合わせ、ビジュアルと味わいの双方から未体験の驚きを届ける一品です。
本品は今回のフェアにあたり、アルカナ東京がフェア料理として提供しているメニューのひとつ。
真横から見た姿も美しい球体に作り上げられており、積み重ねられた食材の層なども含め、非常に手の込んだものであることが感じられます。
球体を割ると、中からはトロリと卵黄の洪水が登場。
鮮やかな黄色が加わり、見た目にもより華やかさが増します。絶妙な茹で具合で仕上げられている卵と共に口に運んだ瞬間、おいしい料理を味わうことの幸せを実感できる一品です。
続いて、メインディッシュの「若狭牛のグリエとふくいポーク・福地鶏のバロティーヌ 新そばのダンテル 地がらしのアクセント」が登場。
福井県産の最高級黒毛和牛である若狭牛が堂々の主役として鎮座する姿は、サーブされた瞬間に歓声が上がるほどの神々しさです。
シンプルに焼き上げられた若狭牛は、素材そのものの旨味をダイレクトに感じられる力強いグリエに昇華され、噛むごとにとろけるような脂身の甘さを実感。ボリューム満点ながら、妙な後味もなくサッパリとしているため、胃もたれするような重さもありません。
「ダンテル」はフランス語で「レース」を表し、サクッとしたお菓子などに多く見られる調理法。蕎麦のおいしさも名高い福井県からもたらされた、名水が作り出す蕎麦がダンテルに仕立てられています。食感の楽しさが加わり、食事の喜びを改めて感じられます。
ダンテルの下から登場する、ふくいポークと福地鶏のバロティーヌも見逃せません。特に、濃い旨味を持つことで著名な福地鶏は、地がらしのソースもアクセントとなり、若狭牛にも負けない存在感を発揮。終始飽きずに食べ終えることができるメインディッシュとなっていました。
デザートは「とみつ金時のモンブラン カシスジュレ オレンジの香りのとみつ金時 クレームアングレーズ ヘーゼルナッツのプラリネアイス」。
優美な曲線を描くプレートに佇む黄金のモンブランは、うっとりと見惚れてしまう見事な造形です。
モンブランに使用されているのは、福井県が誇るブランドさつまいも「とみつ金時」。
甘みを増幅させるために一定期間の貯蔵が行われており、スイーツとして使用される時にはその威力を遺憾なく発揮します。
口に運ぶと、さつまいもが持つ自然の甘みがいっぱいに広がり、まさに至福のひとときを体感。
砂糖の甘みだけでは出せないであろう奥深い素材のおいしさが、福井県産食材のパワフルな潜在能力を再確認させてくれます。
ソースのクレームアングレーズにも「とみつ金時」が使用されており、同じ素材で異なる手法の仕上がりを堪能する楽しさも。
さりげなく添えられたプラリネアイスも絶品で、アルカナ東京のレベルの高さを実感するデザートとなっています。
福井の特産品で構成されたアルカナ東京のフルコースは、新しさと共に約束されたおいしさをもたらし、お腹だけでなく心の充足も大いに満たしてくれる完成度。
肉、魚、野菜、お酒など、全てのジャンルで突き抜けた満足度を提供してくれます。
アルカナ東京をはじめとした参加店舗が創意工夫を凝らし、福井県産食材の溢れるおいしさを存分に味わい尽くすことができる「美食福井フェアin首都圏」。
福井の食文化を東京で体験し、知られざる北陸の美食を堪能してみてはいかがでしょうか。
美⾷福井フェア in ⾸都圏
■期間:2024 年11 ⽉ 30 ⽇(⼟)まで
■参加店舗:東京都 82 店舗・神奈川県 5 店舗・埼⽟県 1 店舗
※参加店舗は特設サイト(https://bisyoku-fukui.tokyo)にてご確認いただけます。
■主催:福井県・福井市
■協力:ふくい嶺北連携中枢都市圏・銀座料理飲⾷業組合連合会
■運営:株式会社プレジデント社
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