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2025年5月28日から6月1日まで、大阪・関西万博の会場内「EXPOメッセ『WASSE』」で開催されるのが、「地方創生SDGsフェス in 大阪・関西万博」です。全国から集まった52の自治体が一堂に会し、それぞれの地域の魅力や課題を、「桃太郎電鉄」のキャラクターや演出を活用して発信します。
まるでゲームの中に飛び込んだかのような展示空間では、訪れた人が日本各地を旅するような感覚で各ブースを巡ることができます。観光名所や特産品の紹介はもちろん、地域が抱える社会課題についても、ゲームの世界観に沿ってやさしく学べるような工夫が凝らされています。
すごろくで物件を集めていく「桃鉄」らしさをベースに、地方の面白さや奥深さに触れられる内容になっているため、旅行好きな大人も、社会科がちょっと苦手な子どもも、それぞれの視点で楽しめそうです。展示ブースをめぐるだけで、“日本って面白い”という気づきが自然と得られる、新しいお出かけ体験になりそうです。
「地方創生SDGsフェス」は、ただ展示を見るだけのイベントではありません。会場内を巡ることで「桃太郎電鉄」関連のグッズがもらえる、ちょっとした“ゲーム感覚”も用意されています。各地のブースを回遊しながら地域について学ぶという体験が、より楽しさと達成感をともなうものになっているのです。
さらに、来場者がスマートフォンを使って楽しめるコンテンツも展開される予定とのこと。詳細は今後明かされるとのことですが、「桃鉄」の要素を取り入れた体験型コンテンツとなれば、子どもも大人もつい夢中になってしまいそうです。
ゲーム好きの方だけでなく、ふらっと立ち寄った人でも楽しめて、地域を知るきっかけになるという仕掛けは、まさに“遊びながら学べる”SDGs体験の好例。展示を見るだけでは終わらない、イベントならではの楽しみ方が用意されています。
今回のフェスでは、「桃太郎電鉄」の世界観がさらに進化した新しい取り組みも登場します。その名も「桃鉄白地図」。これは、日本全国の自治体が、自分たちの観光地や特産品などをゲーム内の“物件”のように登録し、地域の魅力をわかりやすく伝えることができるWEBサービスです。
たとえば、あのエリアにはこの名物グルメ、こっちのエリアにはこんな産業がある──そんな情報が、桃鉄らしい親しみのあるフォーマットで一覧できるようになります。ゲームをプレイしている感覚のまま、知らなかった地域の魅力を“発見”できるのが特徴です。
この「桃鉄白地図」は、今回のフェス会場にも出展予定。会場での体験を通じて、デジタル上でも日本の各地とつながれる仕組みになっており、イベント後も継続的に地方創生やSDGsへの関心を持てる工夫がされています。
地域のことを知るというと、少しかたく感じるかもしれませんが、桃鉄のフィルターを通すことで、ぐっと楽しく、身近なものに感じられるはずです。
「桃太郎電鉄」と聞くと、テレビゲームでおなじみの、サイコロを振って全国を旅するすごろくゲームを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。そんな「桃鉄」の世界観が、今回の「地方創生SDGsフェス」では現実の空間に広がり、歩いて回ることで日本各地の魅力を体感できるイベントへと進化しています。
展示をただ“見る”のではなく、自分の足でめぐって“知る”ことができる体験は、まさにこのフェスならではの魅力です。スマホを使ったコンテンツや、イベント限定のグッズなど、遊び心のある仕掛けも満載で、楽しみながら地域や社会への関心が自然と深まっていきます。
「学び」や「社会課題」と聞くと少しかたく感じてしまうかもしれませんが、「桃鉄」が入り口になることで、誰にとっても親しみやすく、ぐっと身近なものになります。子ども連れの家族はもちろん、旅行好きな大人やゲームファンにも新たな発見があるはずです。
2025年5月28日から始まる「地方創生SDGsフェス」。ゲーム感覚で“日本を旅する”体験を、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。
イベント概要
イベント名: 地方創生SDGsフェス in 2025 大阪・関西万博
開催期間: 2025年5月28日(水)~6月1日(日)10:00~20:00
会場: 大阪・関西万博内 EXPOメッセ「WASSE」南側
出展: 全国52の地方自治体
入場: 予約不要・自由参加
主催: 内閣府地方創生推進室 / 2025年日本国際博覧会協会
協力: 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
公式サイト:https://future-city.go.jp/sdgs/sdgs-fest.html