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管理栄養士で料理家の長谷川あかりさんは、健康的で簡単に作れるレシピを考案することで多くの支持を集める一方、家庭でも手軽に実践できるバランスの良い食事の提案に力を入れています。今回は、三陸・常磐の水産加工品に注目し、豊富な栄養価と手軽な調理法を活かした「UMIUMAレシピ」を通じて、忙しい日常生活の中でも無理なく取り入れられる健康的な食生活を提案してくれます。
今回の「いいさかなの日」に合わせて紹介されているレシピは、「あおさのシーフードカレー」「鮭トマトグラタン」「さんまと春菊のライムサラダ」の3品です。それぞれ、栄養豊富な水産加工品をメインに使い、冬に嬉しい免疫力向上や乾燥対策に役立つ食材が選ばれています。
長谷川さんによると、栄養価が高く保存性に優れた水産加工品は、忙しい現代人にとって非常に便利な食材です。福島県相馬市松川浦の香りの高い「乾燥あおさ」は、豊富な食物繊維が腸内環境を整え、免疫機能をサポート。宮城県産の脂の乗った「銀鮭中骨の缶詰」は、カルシウムを効率的に摂取でき、骨の健康を強化します。また、丁寧に手詰めされた岩手県三陸産の「さんまの水煮缶」にはDHAやEPAなどのオメガ3脂肪酸が豊富で、心血管の健康を支え、さらに冬の乾燥しやすい肌にも内側から潤いを与えます。また、下処理が済んでいるため、調理時間を大幅に短縮でき、忙しい時でも簡単に栄養満点の料理が楽しめます。
「あおさのシーフードカレー」は、冬の冷え対策と免疫力向上に最適なUMIUMAレシピ。あおさの豊富な食物繊維が腸内環境を整え、免疫機能をサポート。カレーのスパイスが体を内側から温め、血流を促進します。
あおさとカレーの意外な組み合わせで、フライパン一つで簡単ながら、本格的な味わいを生み出します。あおさの持つ豊かな風味と旨みをしっかり楽しめる、体に優しい一品です。
❚ 材料 (2人分) 調理時間:10分(目安)
あおさ10g
冷凍シーフードミックス1袋(150g)
長ネギ(白い部分)2本分
バター10g
料理酒大さじ2
塩適量
A水300ml
Aおろしにんにく1片分
Aカレー粉小さじ2
A塩小さじ2/3
Aみりん小さじ2
Aレモン汁または酢小さじ1
Aしょうゆ小さじ1/2
紫玉ねぎスライス・カットレモン適量
ごはん2人分
❚ 作り方
1.長ネギは粗みじん切りにする。
2.深めのフライパンにバターを中火で熱し、1と塩ひとつまみを加えてしんなりするまで炒める。
3.シーフードミックスを凍ったまま加え、料理酒を加えて水気を飛ばしながら炒める。
4.あおさとAを加え、煮立ったら味を見て、やや濃いと感じる程度に塩で味を調える。 5.器にごはんを盛り付け、4をかける。紫玉ねぎとカットレモンを添えて完成。
使用するUMIUMAグルメ
「すてっぱず松川浦乾燥あおさ」
水産加工業者:株式会社マルリフーズ
マルリフーズが取り扱っているあおさの原材料「ヒトエグサ」は、食感がよく、香り高いのが特徴です。
「鮭トマトグラタン」は、骨や汁まで丸ごと使える鮭缶を活用し、鮭に含まれるビタミンDとチーズにも含まれるカルシウムを効率よく摂取でき、骨の健康を支える栄養豊富なUMIUMAレシピです。鮭缶が丸ごと入った、クリーミーだけど食べ疲れない、ヘルシーでダイエット中の方もおいしく楽しめる、何度も作りたくなる一品。骨も柔らかいのでそのまま食べられます。アクセントにタバスコをかけるのもおすすめ。
❚ 材料 (1~2人分) 調理時間:15分(目安)
鮭缶1缶
トマト中1個(150g)
玉ねぎ1/2個
バター8g
小麦粉大さじ1
塩適量
みりん小さじ1と1/2
ピザ用チーズ適量
あらびき黒胡椒適量
タバスコお好みで
❚ 作り方
1.トマトはざく切りに、玉ねぎは繊維に沿って5mm厚さに切る。
2.フライパンにバターを中火で熱し、玉ねぎと塩ひとつまみを加えてしんなりするまで炒める。
3.トマトと塩ひとつまみを加え、トマトから水分が出てくるまで炒める。
4.小麦粉をふり入れ、粉っぽさがなくなるまで炒め合わせる。鮭缶の水分だけを少しずつ加え、トマトをつぶしながら炒め全体を馴染ませる。
5.鮭を骨ごと加えてさらに木べらでつぶしながら炒めたら、塩小さじ1/4とみりんを加えて混ぜ合わせる。
6.とろみがついたら耐熱容器に移し、ピザ用チーズをかけて焼き色がつくまでトースターで焼く。あらびき黒胡椒をふってできあがり。お好みでタバスコをかけていただく。
使用するUMIUMAグルメ
「銀鮭中骨 水煮」
水産加工業者:気仙沼ほてい株式会社
鮮度良好で脂の乗った宮城県産の銀鮭を使用。
たっぷり身も付いており、美味しく召し上がりながらカルシウムも補給できます。
「さんまと春菊のライムサラダ」は、DHAとEPAが豊富なさんまの水煮缶が主役の、冬の乾燥に最適なUMIUMAレシピ。DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸は心血管の健康をサポートし、冬が旬の春菊の抗酸化作用で免疫力も高めます。
青魚のさんまとライムは香りの相性がよく、ライムの酸味がさんまのうまみを引き立たせます。
作り方はとてもシンプルですが、特別感と存在感があり、どんな食事とも合わせやすいサラダです。
❚ 材料 (2人分) 調理時間:5分(目安)
さんま水煮缶1個
春菊100g
オリーブオイル小さじ2
ライム小さじ2 塩小さじ1/3
❚ 作り方
1.春菊は食べやすい長さのざく切りにしボウルに入れる。
2.1に汁気をきったさんまの水煮と、水煮の汁小さじ2を加える。
3.オリーブオイル、ライム果汁、塩も加え、よく混ぜ合わせる。味をみて塩で調える。
使用するUMIUMAグルメ
「さんま水煮缶」
水産加工業者:株式会社タイム缶詰
厳選した三陸産のさんまを丁寧に下処理し、赤穂の天塩を使い水煮缶にしました。飽きのこないシンプルな味付けで、程よく引き締まった身からは旨みが感じられます。
寒さが増し、体調管理が大切になる冬こそ、栄養価の高い水産加工品を食生活に取り入れる絶好のチャンスです。三陸・常磐の水産加工品は、忙しい日常でも手軽に調理できる上、体に必要な栄養素をしっかりと補うことができます。「いいさかなの日」をきっかけに、日々の食卓にこの豊かな海の恵みを取り入れてみませんか。健康を支える食材として、手軽に活用できる水産加工品は、これからの季節に頼もしい存在になるでしょう。
長谷川あかりさんプロフィール
1996年埼玉県生まれ。料理家、管理栄養士。10歳から子役・タレントとして活動、『天才てれびくんMAX』(NHK教育テレビ、現Eテレ)をはじめ、さまざまな番組に出演する。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が大反響を呼び、現在は雑誌、Web、テレビなどで幅広くレシピ開発を行っている。2024年夏に自身初となるパーソナルムック『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.1』(扶桑社)を発売。近著に『いたわりごはん2 今夜も食べたいおつかれさまレシピ帖』(KADOKAWA)、11月20日には最新刊『米とおかず』(光文社)が発売される。
【復興水産加工業販路回復促進センターについて】
復興水産加工業販路回復促進センターは、東日本大震災の被災地域における水産加工業等の復興を支援し、販路回復を望む水産加工業等をサポートしています。
その支援の一環として、寒流と暖流が交わる世界三大漁場である三陸・常磐地域から、“うみ”の“うまいもの”を厳選して紹介するサイト「UMIUMA」を運営しています。
【UMIUMARTとは】
三陸・常磐の海の幸を、家庭でおいしく、楽しんでもらうための三陸・常磐の水産加工品専門のECサイト
北は青森から南は千葉まで、水産加工業の皆様が丹精込めて作る水産加工品を生産地から直送で、美味しさそのままでお客様へお届けいたします。