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AIテクノロジーをビジネスに組み込み、ビッグデータ処理を得意とするKKCompanyが発表した新製品「BlendVision AiM」は、動画・文字情報などのマルチメディアの扱いを可能にするプラットフォームです。同製品に予め動画や資料などの情報資産を読み込ませておくと、AIとチャットベースでやりとりするだけで、必要な情報を抽出することが可能です。
1番の強みは、膨大な情報資源のなかから必要な部分に素早くアクセスできること。たとえば「Web会議の動画データから一部のテーマを話している部分をピックアップしたい……」といった悩みも解消され、今後は企業や教育機関など幅広い場での活用が期待されます。
「学校法人高宮学園代々木ゼミナール」ではすでにBlendVision AiMをトライアル導入しているとのこと。映像コンテンツの企画・制作等を手掛けている伊藤肇さんは、「約90分間の講義の動画の制作本数は年間で約8,000本。その膨大な量の動画のタグ付けや分類などはこれまで人の手でやっていましたが、AiMを補助的に使うことで作業時間の削減ができるのではないでしょうか」と声を寄せました。
今回、BlendVision AiMのアンバサダーに就任したのは、タレントで東進ハイスクール講師の林修先生。トニー・マツハシ代表はこの起用に関し、「『BlendVision AiM』は今までにない新しい商品なので、そのぶん強みや実際の使い方を理解していただくことにハードルも感じていました。そこで、何事もわかりやすく説明ができ、社会的信用も厚い認知度のある方として、知の伝道師でもある林先生にオファーさせていただいた。また、この商品は動画を配信する教育機関や、社会人のリスキリングや研修教育の教材メディアにも活用できる。そういった意味で、教育とメディア両方の世界で活躍されている林先生は、100%の適任者なのではないかと」とコメント。
対して林先生は「予備校以外の仕事を11年させていただくなかで、前よりは自分の意見を言うようになっています。率直に申し上げて、自分が納得いかないものの宣伝はもうしたくない。そのうえで、この技術があったらより自分の仕事が便利になるし、生徒にも使わせたいと思えます。こういう素晴らしいものを世に伝えるお役に立てるなら、そこで自分に白羽の矢が立ったのであれば、期待に応えたい」と打ち明けました。
発表会後半では、トニー・マツハシ代表と林修先生のトークセッションも。
「教育の現場でBlendVision Aimがどのように役立てそうか?」というテーマにて、林先生は「教育の世界は非常に遅れているところが多く、講師の勘と経験による指導がなされています。たとえば『何年分の入試問題を勉強しなさい』というのも、本当はなんの根拠もない。そこにビッグデータを活用して、『こういうことが過去にあり、この生徒はこれだけの学力しかないから、この部分を補っていけば志望が叶う』といったことをAIで分析して提案する。そんなAIの活用のし方はこれからの教育に必要だし、今まで以上に効果を望める教育が実現できるんじゃないかと。それに動画配信だと、検索機能がついたのは非常にありがたい」と回答。
「AI活用が、ビジネスに、そして日本に与える影響とは?」という話題では、「僕らが若かったときは日本の中で上を目指すことをまず考えていましたが、今は世界のどこでもやっていける力を身につけなければいけない時代。AI技術の開発は残念ながら欧米に先んじられましたが、日本がこれからできるのは、AI技術を今後どう活用していくか、のはず。日本はこれまで技術立国としてやってきたわけなので、AI事業でも活路を見出してほしい」と希望を述べました。
マルチメディア対応AI プラットフォーム「BlendVision AiM」(ブレンドビジョン・エイム)の発売に合わせ、アンバサダーの林修先生が出演するTVCM「オンライン会議」篇、および「研修動画」篇が4月4日(木)より全国で順次放映されております。
新CMでは、”今までのオンライン会議・研修動画の使い方が劇的に変わる”という新製品「BlendVision AiM」の強みを、困っている社員の問題が最終的に解決されるというストーリーを通じて紹介しています。
林修プロフィール
1965年愛知県名古屋市生まれ。東進ハイスクール 東進衛星予備校 現代文講師。東大特進コースなどの難関コースを中心に授業を行い、抜群の東大合格実續を誇る同予備校の躍進に貢献している。
【KKCompanyについて】
台湾、シンガポール、香港、マレーシア、そして日本……。KKCompany Japan合同会社は、アジア太平洋圏に事業拠点を持つグローバルメディア&テクノロジー企業グループKKCompany Technologies Incの日本法人。2004年の創業以来、最先端のIT/メディアテクノロジー、クラウドやAI技術を活用して、KKBOX音楽配信事業、動画・ライブ配信ソリューションなどを展開するマルチメディア事業、クラウドDX推進事業など、多様なビジネスをワールドワイドに展開。
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