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駒澤大学は「仏教」の教えと「禅」の精神を基本理念として掲げている大学。その歴史は前身である「学林」までさかのぼれば430年以上にもなります。現在の駒沢キャンパスも、駒澤大学と改称する以前の1913年には校舎がこの場所に移転していたのだとか。実は長い歴史があるキャンパスなのです。
そんな駒沢キャンパスは東急田園都市線の駒沢大学駅から徒歩10分ほど。「学生食堂 Kitchen駒膳」は、キャンパス内でもかなり新しい建物である「種月館(3号館)」内にあります。
中に入ると、12時前でもかなりにぎやか!グループで談笑している学生も多く見られ、まさに学生の憩いの場となっていることがよくわかります。
「学生食堂 Kitchen駒膳」は、「銀座スエヒロカフェテリアサービス」や「丸亀製麺」、「ヴィ・ド・フランス」が出店しており、レパートリー豊富な食事が楽しめる学生食堂です。
また、父母の会からの支援を受け「100円朝食」の取り組みも実施。午前8時~9時30分まで、学生向けに「銀座スエヒロカフェテリアサービス」と「ヴィ・ド・フランス」で100円の朝食が提供されています。各店舗の限定200食が完売することもあるほどで、利用者も年々増えているそうですよ。朝食を食べたあと食堂で勉強していく学生も多いのだとか。
今回伺った「銀座スエヒロカフェテリアサービス」は、あの「銀座スエヒロ」と同じグループの会社が運営。学食とは思えないクオリティの高い食事が楽しめるんです。また、フレックスB(夜間と昼間の授業を組み合わせて受講できるシステム)の学生のために、平日は中休みを挟んで19時まで営業しているのも嬉しいポイントです。
工夫されたメニューの数々
早速メニューを拝見。週替わり・日替わりの定食や、どんぶりにパスタ、ラーメン、テイクアウトできる海苔弁など、どれもおいしそう!彩りもとってもきれいです。
「銀座スエヒロカフェテリアサービス」の中野さんにお話を伺うと、日によってハンバーグやオムライス、そしてなんと750円(2024年7月現在)のステーキも提供しているそうで、ハンバーグやステーキは目の前で鉄板を使用して調理してくれるのだとか。オムライスや、この日も提供されていた唐揚げは、ソースが2種類から選べたり週替わりになったりして、様々な味が楽しめるよう工夫されているそうです!
定番のカレーもオーソドックスな「スエヒロカレー」だけではなく、週替わりで6種類の味が楽しめて、何度でも来たくなる魅力が満載です。中野さん曰く、提供スピードも重視しつつ、なるべく温かく出来立ての状態で提供できるよう意識されているとのこと。揚げ物一つとっても揚げすぎず、ピークの時間を読んだ上で、温かい状態で提供するというこだわりがあるそうです。
また、学食ならではのボリューム感や、彩りなどの見栄えにも気を配っているそう。確かにどのメニューも彩り豊かで、盛り付けもきれい!レストランも運営する会社ならではのホスピタリティです。
取材班一行は、週替わりのセットA「若鶏の唐揚」と、できたて&グリル「鶏唐揚玉子とじ丼」を注文。セットAはタルタルソースかおろしポン酢を選択可能だったので、今回はタルタルソースにしました。
唐揚げは温かく、カリッとしていてジューシー!タルタルソースも卵の風味や食感が良くほどよいアクセントになります。ご飯にはもちろん、サラダと一緒に食べてもおいしい組み合わせです。
玉子とじ丼も唐揚げですが、進化系の親子丼のような感覚で新しい美味しさ!一口食べると、とろりとした卵の中に唐揚げの肉汁が混ざり合い、絶妙なハーモニーを奏でます。筆者は普通の親子丼より好みだと感じました。紅ショウガとグリンピースのトッピングで彩りもよく、目にも楽しい一皿です。
学生に寄り添う、あたたかい学食
今回の取材で、こちらの学食は学生に寄り添い、あたたかく見守ってくれる、そんな場所だと感じました。学生の利用が優先となりますが、一般の方の利用もピークタイムの12時から13時を避ければ利用可とのことでした。土曜日の午後は空いているのでねらい目だそうですよ!
食券の券売機は現金のみ使用可(2024年7月現在。9月以降にキャッシュレス決済を順次導入予定)。営業日時等は駒澤大学のWebサイトでご確認ください。
(※本記事内の情報は2024年7月時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合があります)
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