“瀬戸内レモンケーキ”など、お菓子の材料としても最近目にすることも多い“レモン”。
美容や健康によい食材なのは何となく分かるけれど、具体的にどんな効果が期待できるのか良く分からないという方も多いのではないでしょうか。
また、レモンをどうやって食べれば良いのか分からない、という方もいるかもしれません。
今回はそんな注目食材レモンの、栄養や効果、美味しく摂取する方法をご紹介いたします。

レモンに含まれる栄養分






Y's harmony/stock.adobe.com



レモンと言えばビタミンCのイメージが強く、「レモン〇個分のビタミンC」と比較にも使われるほど。



 



ですが、レモンの栄養素はそれだけではありません。



美肌やデトックス、アンチエイジングにも良いとされるレモンの成分がこちら!



 



 



■クエン酸



レモンの酸味のもととなるクエン酸。エネルギーの代謝に関わり、疲労関連物質である乳酸の生成を抑えてくれるとされています。また、キレート作用でカルシウムなどのミネラルを吸収しやすくしてくれます。



 



 



■ビタミンC



レモンの成分として誰もが知るビタミンCは、美容に欠かせない栄養素です。メラニン色素の生成を防ぐ、抗酸化作用、コラーゲンの生成にも関わるなど、美肌に導いてくれる成分としても有名です。



 



 



■ビタミンE



抗酸化作用を持ち、細胞を老化させる活性酸素の働きを抑制し老化防止に役立つとされています。



 



 



■エリオシトリン



皮の白い部分に多く含まれるポリフェノールの一種。抗酸化作用がありアンチエイジング効果が期待されます。



 



 



■ヘスペリジン



柑橘類の皮やすじなどに含まれる成分で、ポリフェノールの一種。ビタミンPともいわれます。中性脂肪を下げると言われ、レモンを好んで摂取する方は、メタボになりにくいという報告もあります!



 



 



■リモネン



爽やかな香りのもととなるリモネンには、リラクゼーション効果があるといわれています。



 



レモンを美味しく飲もう







レモネードやレモンスカッシュなど、レモンを使った飲み物も多くあります。



レモンの美容効果を毎日の生活に取り入れるのであれば、飲み物として摂取するのが一番カンタンで面倒くさがり屋な方でも続けられる方法です!



 



 



■レモン白湯




avamarie/stock.adobe.com



モデルさんたちの間ではもう定番となっている“レモン白湯”。冷えや便秘、むくみを解消して肌にもいいと話題です。



 



簡単に毎日続けられるので、毎朝の週間にいかがですか?



輪切りにしたレモンを皮ごと入れたり、クコの実などを入れてもヘルシーさがアップします!



 



<作り方>



カップに注いだお湯200mlに、レモン果汁約5滴(最大で大さじ1杯)を加えます。



 



 



■レモンラッシー




Yuliia Kononenko/Shutterstock.com



レモンはカルシウムの吸収を促進してくれます。ヨーグルトがなければ牛乳でもOK。甘酒を混ぜてもよいですね。



 



<作り方>



プレーンヨーグルト100ml、水100ml、レモン果汁小さじ1、ハチミツ大さじ2を混ぜ合わせる。



 



 



■レモン緑茶




BRAD/stock.adobe.com



意外な組合わせですが、緑茶にあるカテキンの吸収を助けパワーを最大に引き上げてくれます。



 



<作り方>



緑茶160mlにレモン果汁小さじ1、皮をむいたレモンのいちょう切りを加えて混ぜます。



 



レモンをプラスした調味料で美味しさアップ





 



塩レモンなど、レモンは調味料との相性も抜群です。レモンの酸味を活かして、自分のオリジナル調味料を作るのもいいですね。



 



 



■レモンポン酢




jjoja/stock.adobe.com



さっぱり風味で、和食にもぴったりです。



 



<作り方>



昆布5cm、カツオ節5g、レモン果汁80ml、酢75ml、醤油115ml、みりん25ml、以上の材料を混ぜ合わせ、1日置いて漉し、レモンのいちょう切り少々を飾ります。



 



 



■レモンマヨネーズ




shima-risu/stock.adobe.com



ヘルシーでマヨラーにも嬉しい調味料の出来上がり!野菜スティックにも合います。



 



<作り方>



マヨネーズ大さじ3とレモン果汁大さじ2を混ぜ合わせて、レモンのいちょう切りを少々飾ります。



 



 



■レモンヨーグルト




fieryphoenix/stock.adobe.com



まるでサワークリームみたいでさっぱり美味しいので、サラダにも使えます。



 



<作り方>



プレーンヨーグルト50ml、レモン果汁小さじ1、レモンのいちょう切り少々、塩小さじ1/8を混ぜ合わせます。



 



レモンを丸ごと料理に使おう





 



■いわしとまいたけのレモン寿司





いわしに含まれるカルシウムの吸収をアップ!美味しく食べて骨を丈夫にするレモン寿司、お子様から年配の方までにおすすめのレシピです。



 



<材料>



いわしの缶詰(油漬け):50g  



まいたけ:1/2パック



れんこん:小1/2本       



アーモンド:20g



レモン:1個



かいわれ大根:20g



雑穀ごはん:2杯分       



ごま油:小さじ1



(A)はちみつ:大さじ1/2



(A)塩:小さじ1/2



(A)レモン汁:大さじ2



 



<作り方>



1.まいたけを小さめに手でほぐす。れんこんは薄めのいちょう切りにする。



アーモンドを包丁で砕く。レモンは1/4個を混ぜ込み用で薄いいちょう切りに、残りを飾り用で半月切りにする。



 



2.ボウルに(A)を上から順に入れて混ぜ合わせる。いわしの缶詰を入れてフォークで軽く潰しながら混ぜる。



 



3.フライパンにごま油を入れて火にかけ、まいたけ、れんこんを炒め、中まで火が通ったら2.のボウルに入れて混ぜる。



 



4.炊き上がった雑穀ごはんに3.と混ぜ込み用のレモン、アーモンドの半分を入れて混ぜ合わせる。



 



5.器に盛り付け。飾り用のレモンを散らし、かいわれ大根と残りのアーモンドを散らす。



出来上がり!



 



 



■ささみとひじきのレモンマリネ





ひじきに含まれる鉄分は、動物性たんぱく質を含むささみた、レモンに含まれるビタミンCやクエン酸と一緒に摂取することで吸収率を上げると言われています。



美しくなるには健康が必要、貧血に悩む方にもおすすめです。



 



<材料>



ささみ 6本         



ひじき(乾):10g



玉ねぎ:1/2個         



レモン:1/2個



赤パプリカ:1/4個       



片栗粉:大さじ1



オリーブオイル:大さじ3   



イタリアンパセリ:適量



(A)砂糖:大さじ1



(A)塩:小さじ1/4



(A)酢:50cc



(下味)酒:大さじ1、塩こしょう:少々



 



<作り方>



1.ひじきを水につけて20分程度戻し、水切りをする。ささみの筋を取り、そぎ切りにして2等分し、下味に10分くらい漬けておく。玉ねぎは繊維を断ち切るように薄くスライスする。赤パプリカは薄切りにし、レモンをいちょう切りにする。



 



2.ボウルに(A)を上から順に入れて混ぜ合わせ、1.のひじきと玉ねぎ、赤パプリカを入れる。



 



3.フライパンにオリーブオイルを入れて火にかける。鶏肉のまわりに、まんべんなく片栗粉をつけて、フライパンに入れて中火~弱火で片面3分くらいずつ焼く。



 



4.中まで火が通ったら、オリーブオイルごと2.のボウルに入れ、野菜がしんなりとするまで漬ける。器に盛り付け、イタリアンパセリを飾る。



出来上がり!



 



<上記2件のレシピ提供>



柴田 真希 先生(管理栄養士・(株)エミッシュ代表取締役)



 



 



いかがでしたか?



美肌にダイエットにアンチエイジングに健康に、嬉しい効果がたくさん期待できるレモン。毎日の食生活にもっと活用して、キレイと元気を手に入れましょう!




関連記事

・500円で体験できちゃう!ダイエット&リラックスが可能♪ヨガの効果とは?

・ズボラ女子こそインバスケアを♡おすすめ保湿アイテム4選

・スッキリ小顔に♪メイク前のひと手間でむくみを取る方法♡

情報提供元: myreco
記事名:「 美味しいだけじゃない♡レモンは女子の強い味方だった♪