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神棚・神具の製造・販売・卸を行う株式会社静岡木工(静岡県吉田町)は2024年8月1日(木)、東京スカイツリータウン・ソラマチ イーストヤード4階に和風カフェ「願(ねがわくば)」をオープンします。
心落ち着く「願い事」をテーマに縁起の良いスイーツを販売するほか、願掛けができる「願いの石」などのスポットを設置しています。
静岡木工では創業以来60余年にわたり、家庭で祈りと感謝をする場である神棚の製造・販売・卸しに取り組んでいます。2013年には現代の住宅事情や生活様式に合わせた「モダン神棚」を開発するなど、神棚普及の促進に努めています。
静岡木工の飲食事業初進出となる、東京ソラマチのスイーツ店「願」は、「御饌(みけ)パフェ」「縁結びのご塩(えん)アイス」などの縁起の良いスイーツが楽しめるスイーツ店。
神棚を購入する人は40代から60代の女性が圧倒的な割合を占める中、「願」の主なターゲット層は10代からの若い世代。国内外の幅広い利用客が、日本の願掛けや験担ぎの文化を体験できる新たな観光スポットを目指しています。
店内はまるで杜(もり)の中にいるような心落ち着く内装で、日本文化に触れられ、自分自身の願いごととも向き合える非日常的な空間となっています。
「願」の看板メニュー「御饌パフェ」は「食を通した神事文化の体感」をコンセプトに、食材・見た目・価格にまで縁起の良さにこだわっています。
お祭りなどで神さまに献上する食べ物「御饌」を使ったパフェは「こし餡」「抹茶餡」「クリーム餡」の3種類をそろえています。
末広がりを意味する「8」にこだわって、値段は各税込888円。1000円で支払うと、おつりが縁起の良い「112円(良い福)」になります。
仕上げには「願いの塩」でパフェを清め、最後にお客が願いを込めて完成。塩には古来から清めの意味があると言われており、清々しい気持ちで過ごしてもらえるように想いを込めて仕上げています。
御饌パフェにはオリジナルの「願いみくじ」付き。「願いみくじ」には将来に向けた前向きな言葉や心に響く励ましのメッセージが書かれています。
「願」の店内には、願いが叶うかを試せるハートの形をした「願いの石」が設置されています。
心の中で願い事をしてから「願いの石」を持った時に、自分が思っていたよりも軽ければ願いが円滑に進み、重ければ努力が必要とされています。
静岡木工は「店内にも小さなハートの小石が隠れていますので、ぜひ探してみてください」としています。
静岡木工は「願」のオープンに合わせて、従来のイメージを覆した新たな「新・神棚」4種類を開発しています。
伝統的でおごそかな神社の雰囲気を忠実に再現しながら、現代の住環境に合わせたコンパクトな神棚です。神棚に馴染みの薄いZ世代から外国人観光客まで親しまれるデザインを意識しています。「願」には神棚のほか、日本らしく縁起の良いオリジナル商品をそろえています。静岡木工では「ラッキーアイテムとしてインバウンドにぴったりなお土産」だとしています。