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「奈良にうまいものなし」とよく言われる奈良県ですが、奈良県天理市に半世紀以上にわたって、多くの人から愛され続けている「彩華ラーメン(サイカラーメン)」があります。
ニンニクをきかせた醤油ダレベースのスープに、白菜などの野菜をたっぷりと盛りつけた看板商品の「サイカラーメン」は多くの人々を魅了し続けています。
「彩華ラーメン」では2024年6月に本店(奈良県天理市)をリニューアルオープン。本稿では看板商品「サイカラーメン」の実食レビューとリニューアルした本店の紹介をお届けします。
彩華ラーメンは1968年に奈良県天理市で屋台から創業したラーメンチェーンです。看板商品の「サイカラーメン」のほか、「チャーハン」「スタミナ丼」「餃子」「お子様セット」などのメニューもそろえています。
ゴールデンウイーク・お盆休み・年末年始になると、この味を求めて数時間待ちになるほどの人気ラーメンチェーンです。
同じニンニクたっぷりのスタミナラーメン系「天理スタミナラーメン」と一緒に、“天理ラーメン”とも呼ばれています。
彩華ラーメンの看板商品「サイカラーメン」は秘伝の自家製醤油ダレにたっぷりのニンニクをきかせたスープに、炒めた具材(白菜・豚肉・ニラなど)をたっぷりとのせたオリジナルラーメンです。
「サイカラーメン」は麺の上に白菜・ニラ・豚肉・ニンジンなどの炒めた具材がたっぷりとのった、見た目からして特徴のあるラーメンです。
醤油ベースのスープはガツンとニンニクがきいており、クセになる味わい。スープには中国・四川省から直輸入した「辣醤(ラージャン)」を使用。あっさりとした“辛旨い”味が楽しめます。
たっぷりの白菜は程よいシャキシャキ感でスープとの相性も最高。細い麺は白菜などの具材と一緒に食べることで、おいしさがさらに増しています。
今回の実食で、「サイカラーメン」が唯一無二の存在であることを改めて認識しました。
たっぷりのニンニクを使ったパンチのきいたスープは「辣醤」が加わることで、また食べたくなる味わいに仕上がっています。
また、麺の上にトッピングしている白菜・豚肉・ニラなどの具材を炒めていることで、それぞれの具材の旨みや甘みを強く感じられ、それがスープ・麺と合わさることで、他では食べられないラーメンに仕上がっていました。
彩華ラーメンは2024年6月3日に奈良県天理市の本店をリニューアルオープンしています。広々とした店舗の外観はまるでカフェのようなおしゃれな外観です。
エントランス部分には大勢の人が待てるように、ロングサイズのベンチが設置されています。
店舗の入り口には「彩華ラーメン」と書かれた大きな提灯が吊り下げられ、ラーメンを食べたい気分を盛り上げてくれます。
木目を基調とした店内はスタイリッシュな雰囲気に仕上げられています。天井からは格子が吊り下げられ、やわらかい雰囲気を演出しています。
今回のリニューアルでは注文方法がタッチパネルに変更されています。注文から商品が出てくるまで5分弱。筆者の体感として、リニューアル前と比べ、商品が提供されるまでの時間が大幅に短縮されているように感じました。