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馬肉販売を行う株式会社キーシア(東京都練馬区)は2024年6月17日(月)、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」でプロジェクト「馬刺し モンゴル遊牧民が作る馬肉を日本に届け、遊牧文化を守りたい!」を立ち上げました。
実施期間は2024年8月31日(土)まで。「高品質な馬刺しを生産する」「モンゴル遊牧文化を守る」ことを目的に、モンゴル遊牧民が作る馬刺しの先行予約販売を行っています。
※人気の定番部位から希少部位まで全22種類の部位をそろえています。
キーシアは2022年からモンゴル産のブランド馬肉「遊牧馬肉」を輸入販売。鮮度にこだわった旬の馬肉を手ごろな価格で提供しています。
「遊牧馬肉」となる馬はすべてモンゴル遊牧民が自然豊かな草原の中で育てているため、エサ代や燃料費が必要ありません。
また、キーシアが「遊牧馬肉」の現地契約工場への注文から日本での輸入手続き、顧客販売までを一括して行うことでコストを削減。生産コスト・経費を削減することで手頃な価格で「遊牧馬肉」を提供しています。
キーシアは現地の契約工場・指定遊牧民と連携して、年間で最もおいしく肉質が良い秋馬の体重や健康状態を基準とし、その基準を超えた馬のみを加工しています。
秋から冬にかけて1年分の馬肉を加工。真空で梱包して冷凍保存することで旬の馬肉を輸入・販売することができます。
キーシアでは馬をと畜した後、フレークアイス(小さな薄い氷)を使って馬肉の温度を素早く下げることで高い品質と鮮度を保ち、細菌繁殖を抑えています。
また、フレークアイスで冷却した馬肉は部位ごとに加工後、急速液体凍結機で急速凍結を行います。急速凍結することで解凍時に出るドリップの量を抑えることができ、おいしさと鮮度を保った馬肉が提供できます。
キーシアによると、モンゴルには2000年以上前から伝統的な遊牧生活を続けている遊牧民が暮らしており、彼らが生産する畜産品や乳製品はモンゴルの主要産業物となっています。しかし、畜産品や乳製品を加工する設備や技術の発展が未熟でポテンシャルを十分に発揮できていません。
また、遊牧民が暮らす地域では鉱山開発が行われている影響で家畜達にとって重要な水源が枯れ、伝統的な遊牧生活が続けられなくなっています。遊牧生活をあきらめ、都市郊外で貧困生活を余儀なくされる遊牧民もいます。
そこでキーシアはクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、「高品質な馬刺しを生産する」「モンゴル遊牧文化を守る」を目的に、プロジェクト「馬刺し モンゴル遊牧民が作る馬肉を日本に届け、遊牧文化を守りたい!」を開始しました。
プロジェクト「馬刺し モンゴル遊牧民が作る馬肉を日本に届け、遊牧文化を守りたい!」が成功することで、日本のメーカーが作る馬肉加工設備をモンゴルの契約工場に導入し、より鮮度の高い状態の馬肉の通年販売が可能となります。
また、販路拡大による生産量の増加によって、馬を育てるモンゴル遊牧民の生活を支えることを目指しています。
プロジェクト「馬刺し モンゴル遊牧民が作る馬肉を日本に届け、遊牧文化を守りたい!」で先行販売する「遊牧馬肉」は、すべて旬である秋時期の馬を使用。
モンゴルのマイナス50℃にもなる厳しい冬を乗り越えるため、馬は秋に豊富な脂肪を栄養として蓄えます。その栄養がうま味となり、秋の馬が年間で最も脂がのり肉質が良いため、秋の馬にこだわって使用しています。