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毎日新聞グループの株式会社高速オフセット(大阪市)は海外への日本酒販売を目指し、奈良県で酒販店「もも太朗」を展開する有限会社ももたろう(奈良県斑鳩町)と共同で「NARASAKE 180ml缶」を企画しました。
「百楽門」の葛城酒造(奈良県御所市)と、「大倉」「金鼓」の大倉本家(奈良県香芝市)、奈良県内の各蔵元とコラボした日本酒ミニ缶4種類が誕生しました。飲み切りサイズの日本酒ミニ缶には、鹿など奈良の風景を連想させるデザインを優しい水彩タッチで描いています。
高速オフセットは印刷事業やクリエイティブ事業のほか、「もっと日本を知ってもらいたい」との想いから海外進出事業支援を展開。
2024年から「日本文化・食習慣をどんな場所でも気軽に楽しめるライフスタイル」を提案するCANpai Bitesプロジェクトを本格始動しています。「NARASAKE 180ml缶」の企画はCANpai Bitesプロジェクトの一環です。
※現在、海外輸出の準備を進めています。
「NARASAKE 180ml缶」では高速オフセットが商品化におけるコンサルティングと企画・ラベルデザイン・ラベル印刷を担当。ももたろうが商品の販売を行います。
「NARASAKE 180ml缶」では海外での日本酒販売を促進するため、「重さ・割れにくさを解消」「お土産品・おもてなし品としての利用・認知拡大」「SDGsへの貢献」「奈良の風景を盛り込んだオリジナルデザインのラベルシール」といった特徴をもたせています。
「NARASAKE 180ml缶」はミニ缶にすることで、日本酒の瓶を海外配送する時にデメリットとなっていた重さや割れにくさを解消。輸送の負担を減らしています。
「NARASAKE 180ml缶」は手に取りやすいミニ缶サイズ。お土産品として複数本を購入して飲み比べできます。
「缶」のためコップは不要。購入後すぐにホテルで飲める手軽さは、日本酒を飲む機会の創出にもつながります。また、移動時間やすき間時間に飲めることもポイント。空港のラウンジや飛行機内のサービス、ホテルのウェルカムドリンクとしての採用も想定されています。
「NARASAKE 180ml缶」ではSDGs(持続可能な開発目標)の17の目標のうち、「8:働きがいも経済成長も」「12:つくる責任 つかう責任」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献することを目指しています。
新たな販路開拓による国内の需要拡大・雇用創出を目指しています。また、認知拡大によって地方観光におけるインバウンド需要の取り込みを加速させるねらいです。
飲みきりサイズのミニ缶にすることでフードロスにつなげています。ミニ缶の販売データを収集することで文化振興や産品販促につなげます。
「CANpai Bites」プロジェクトのビジョンとして公的・官民・市民社会とつながりをもち、日本文化の認知拡大や伝統継承にアプローチしていきます。
「NARASAKE 180ml缶」のラベルシールは奈良を象徴する“鹿”や、日本酒造りに欠かせない“水”、奈良の自然豊かな景色のデザイン。
奈良の清らかな風景と、人々によって受け継がれてきた伝統の味が「心にじんわり広がるように」と願う、優しい水彩タッチのイラストです。
デザインにはちょっとした遊び心も盛り込まれており、2つの缶をくっつけると鹿と鹿が挨拶をしているような雰囲気が楽しめます。