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株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区)が製造する「ユーグレナクロレラ麺」が、沖縄県石垣市内の小中学校17校の給食メニューとして、2024年5月15日(水)に導入された。「石垣島ユーグレナ」を使用した製品が給食メニューに導入されたのは日本初。
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「ユーグレナ」は動物・植物両方の特徴を持ち、ビタミン類やミネラルなど豊富な種類の栄養素をバランス良く含む「微細藻類」の一種。和名「ミドリムシ」。株式会社ユーグレナが2005年に世界初となる食用屋外大量培養技術の確立に成功した。二酸化炭素を吸収して育つ特徴から、近年、地球にやさしい健康食品・バイオ燃料などの原料としても注目されている。
自然豊かな石垣島で育った「石垣島ユーグレナ」は人体に必要な59種の豊富な栄養素(ビタミン、ミネラル、アミノ酸、DHA、オレイン酸などの不飽和脂肪酸、希少成分パラミロンなど)を含み、細胞壁が無く栄養素を消化吸収しやすいことが特長だという。
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ユーグレナ株式会社では、これまでも石垣島内外の飲食店・食品メーカーとのコラボを実施してきたが、コストなどの面から給食事業へはなかなか参入できずにいた。今回、ふるさと納税の寄付による給食への地元食材の導入補助(学校給食充実支援事業)、地元の製麺所の協力により、日本で初めて給食への「石垣島ユーグレナ」メニュー導入が実現した。
今回給食に導入されたのは「石垣島ユーグレナ」「ヤエヤマクロレラ粉末」が練りこまれた「ユーグレナクロレラ麺」。野菜たっぷり「美ら豚サラダめん」に使用され、5300食分が提供された。今後も「石垣島ユーグレナ」を用いたメニューが石垣市給食センターの対象校で提供される予定だ。
株式会社ユーグレナの説明によると、「人と地球を健康にする」ことをパーパスとして掲げる同社にとって、成長期の児童や生徒に必要な栄養をバランス良く取ることができるよう毎日の献立が考えられている給食、かつ、当社の事業全般を支える生産拠点のある石垣市の給食に、栄養面で優れた石垣島ユーグレナを提供することは長年の目標だった。
株式会社ユーグレナは「食を通じて人々を健康にするため、今後も、石垣島を中心に沖縄のさらなる地域振興に資するよう、石垣市や地元の企業と協業していく」としている。