- 週間ランキング
堅実な履き心地ながらデザイン性に富んだルックスやカラーリングで、フェス好きやアウトドアズマンたちの足元を支えている「KEEN(キーン)」から、トレイルランニングシューズが登場。
これまで数多くのハイキングシューズやブーツを手がけてきたKEENが、トレイルランナーから意見やアイデアをフィードバックしてもらい、2年の歳月をかけて開発した渾身の1足。KEENの得意分野である履き心地の良さと耐久性はそのままに、走ることを楽しむためのキブンがアガるデザインとなっている。
日常的に走っているヒトや長年トレイルに親しんでいるランナーはもちろん、これからトレイルランニングを始めたい!と思っているビギナーまで、レベルやスタイルを問わず、“走ることを楽しむ時間=FUN RUN”を支えてくれる「SEEK(シーク)」。
まずは、特徴となる履き心地やフィット感など、SEEKに落とし込まれているテクノロジーやシューズのディテールをチェックしていく。
KEENの特徴とも言えるつま先にゆとりを持たせたワイドフォアフット構造により、シューズ内で自然に足が広がり、長時間の着用でも快適さが持続する。
反射材入りのシューレースを収納することができる“レースガレージ”をシュータン上部履き口部分に設け、通気性と耐久性を兼ね備えたポリエステルとTPUニットを組み合わせたアッパー部と接続することで、サイド部のパッドと合わせて包み込むような履き心地を実現。
長距離のランでも安定感と推進力をサポートするミッドソール“QuantumFoamX”は、高い反発力とクッション性を両立し、より滑らかで快適な走り心地に。ヒール部はアウトソールがサイドまで回り込んでいるので、地面に着地したときにしっかりと踏ん張ることができる。また、ゲイターを着用することも可能。
耐摩耗性に優れたKEEN.ALL-TERRAINラバーを採用したアウトソールは、優れたトラクションを発揮する全方向対応型の4mmに設定。ランニングテストでは925マイル(約1500km)の距離を走破したんだそう。
そんな走る楽しみが詰まったトレランシューズ「SEEK」をお披露目する場所のひとつに選んだのは、フジロックフェスティバル。主催の“MOBSTYLES”と“走るひと”が2016年にスタートし、今年で8回目の開催となる早朝ランニングイベント“フジロックラン”に、今年はKEENがサポートとして入ったのだ。
ゲートオープン前にひと足早く会場内に入り、場内を走ることができる人気のプログラムで、当日は「SEEK」の試履会を実施。ローンチとなったばかりのシューズをいち早く試せるとだけあって、注目度は高かった。
入場ゲートの少し手前にあるイエロークリフに設置されたKEEN FES RUN STATION(キーン フェス ラン ステーション)」には、早朝から多くの来場者が集まり、試履き用のレンタルシューズも出払ってしまうほどの人気ぶり。
ランニングコースは、RUN STATIONを出発し、グリーンステージを抜けてボードウォークを走り、フィールドオブヘブンで折り返し、ホワイトステージをとおりRUN STATIONまで戻るルート。
入場ゲートやグリーンステージバックで記念撮影をしながら列になって集団で走り、帰り道のホワイトステージでは、ステージMCを努める田原104の粋な計らいで、なんとステージ上での集合写真も! アーティストと同じステージに上がるという貴重な体験に参加者のテンションもMAXに!
初日となる25(金)のフジロックラン参加者は、過去最高の150人を記録したとのことで、KEENによるサポートのパワーと、ランニング熱の盛り上がりも実感することができた。
2日目となる7/26(土)はランニングだけでなく、ホワイトステージまで走ったあとにゴミ拾いを組み合わせたプロギングを実施。参加者たちはフェスを楽しませてくれているフィールドに感謝しながら、ひとつひとつ丁寧にゴミを拾い集めていた。
フジロックランには、GO OUTでお馴染みのバンブーシュート甲斐さんも参加。翌日には、フジロックの会場を離れ、近くの山まで行き、本格トレイルを走破してきたとのことで、実際に「SEEK」を履いて走った感想を伺った。
甲斐「やっぱりフィット感がすごくいい。ジブンの足が幅広なのもあるけど、つま先がワイドだから指がラクだし、ニットのアッパーだから柔らかすぎて横滑りも心配したけど、シューレースをかかとが固定しやすいヒールロックで結んだら、しっかりとホールド感もあって走りやすいね」。
甲斐「トレランシューズって柔らかすぎるモデルも多いんだけど、これはしっかりと剛性を感じるし、ビギナーでも快適に楽しく走れると思うよ。足が細身のヒトは、いつもよりハーフサイズ小さめの方がきっちり履けるはず。タンのシューレースポケットだけ、もう少し深いと使いやすいかも」。
グリーンステージの隣に設置されたKEEN POP-UP STORE at FUJI ROCK FESTIVALでは、最新モデルやオリジナルグッズの販売、そして子どもと一緒に楽しめるアトラクションが催され、フジロッカーたちで大賑わい。
こちらのブースでは、ヨギやシャンティなどの人気モデルもラインナップ。ブースで購入後、そのまま履いてつぎの行き先へと向かうフジロッカーが多く見受けられた。
また、今年のフジロックとのコラボモデルとなる「ハイパーポート エイチツー」は、インナー素材に苗場の風景からインスパイアされたツリーカモ柄を採用し、夜の会場内でも視認性の高い蓄光仕様のバンジーコードを組み合わせたデザイン。
フジロックコラボモデルは金曜日にソールドアウトとなる人気ぶりで、SEEKも用意したストックがなくなるほどの注目を集めた。
上から落ちてくるプラスチックキャップをバッティングする“HIT THE PLASTIC”は、子どもたちからも大人気。参加費の500円は、KEENの環境保護・社会貢献活動パートナーに全額を寄付されるとのこと。
水陸両用で使えるハイパーポートなどのサンダルから、長時間の着用でも快適なシークなど、フェスを快適に楽しむなら、多機能でサステナブルなKEENのシューズが必要不可欠。
また、トレラン好きやランニングに興味のあるヒトは、新作トレランシューズ「SEEK」をぜひチェックしてみて! ランニングが楽しくなるし、履いてみれば、きっとその魅力がわかるはず!
Photo/Shouta Kikuchi
(問)キーン・ジャパン www.keenfootwear.jp/
The post KEENから本格トレランシューズがデビュー! フジロックRUNで試履きして感じた“パフォーマンス力”をレポート。 first appeared on GO OUT WEB.