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下町情緒が残る東東京の亀戸で、友人と2人で喫茶店を営む遠藤さんの愛車は、1963年式のトライアンフ。千葉にあるバイクショップの倉庫で眠っていた不動車を購入後、パーツを集めてレストアをした。
「もともと古いバイクには興味があり、出会いがあればと思っていた矢先に、オトナたちに勧められて。これがハーレーでも、そのまま購入していたと思います」。古いバイクと喫茶店の組み合わせなどをみると、若きヴィンテージマニアと思いきや、本人は否定的。
「昔から、会社員は向いてないとわかっていたので、早くジブンの店を持ちたいと思っていました。喫茶店を選んだのは、流行り廃りのあるカフェではなく、日本に根付いた喫茶店の方が長く続けていけると考えたからです」。
乗り物好きの来客も多く、オープン当初は休日にツーリングに出かけたことも。「今年に入ってから、忙しい日が続いていたので、オープン前や閉店後に少し街を流して気分転換しています」。
BUCO製のヴィンテージ・ヘルメットは、スワップミートなどに参加しているさいたまにある理髪店の「ローカルバーバーヒラカワ」で購入。中はしっかりクリーニング済み。
カメラの知識がほとんどないまま、専門店で購入したというライカのM9。「ライカがすごいと聞いたのでオススメをくださいといって出てきたカメラを購入しました。手間とコストがかかるフィルムだったら、趣味として続けられなかったと思います」。
ショート丈が暑い季節にちょうどいいと話すランプグローブのアイテム。国内随一の革手袋の生産地である香川県でひとつひとつ丁寧に縫製されているこだわりの逸品。
喫茶店で開催したフリーマーケットでゲットしたサングラス。「普段からコンタクトレンズを着用しているので、運転中のアイガードは不可欠。ちょうどいい薄さのカラーレンズだったので購入しました」。
ペンコのケースに入っているのは古いバイクに乗るなら必須アイテムの工具。「一番使用回数が多いのは、プラグレンチとブラシです」。
愛用しているコンバースは旧いトライアンフ乗りの特徴である通常とは逆のシフトペダルで右足のつま先が真っ黒。
英国メーカーのトライアンフが第二次対戦後にアメリカ市場を獲得するために製造されたサンダーバード。映画「乱暴者」で主演のマーロン・ブランドの愛車として登場し、永続的な人気モデルとなった。1960年以降、はバスタブと呼ばれるフェアリングを装着。
Photo/Fumihiko Ikemoto Text/Tatsunori Takanashi
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