ティッシュに水をかけたのに、なぜか弾いている。水滴がころころと転がっている。その異様な光景に思わず足を止めたのが、「TOKYO OUTDOOR SHOW 2025」のuchikoブースだった。

展示されていたのは、撥水スプレー。とはいえ、その性能はよくあるそれとは一線を画すものだった。

水が逃げる? uchikoのスプレーが見せた“ロータス効果”。

ティッシュの上を水滴が転がるという、驚きのデモンストレーションだった。

注目を集めていたのは、uchikoの撥水スプレー「蓮」。スプレーを吹いたティッシュに水を垂らすと、水滴が球状のまま転がる。水が接触する角度(接触角)が150度以上あることで、水が染み込まず“逃げていく”という。

この特性は、蓮の葉が持つ撥水性、いわゆる「ロータス効果」と同じ仕組み。しかも、uchiko「蓮」は石油系の溶剤を使わず、水系(アクアベース)でこの高性能を実現しているのも驚きだった。おかげで、ツンと鼻をつくような臭いやベタつきもない。

さらに、10回の洗濯でも効果が持続するらしい。アウターや靴だけでなく、Tシャツのように頻繁に洗濯するものにも、気軽に使用できそうだ。

日常でも、もしものときでも。フェーズフリーな撥水スプレー。

uchikoには、“フェーズフリー”という考え方が取り入れられている。これは、平時(=日常)と災害時などの非常時、そのどちらのフェーズでも役立つように設計されたアイテムであることを意味する。

たとえばキャンプや登山、釣りといったアウトドアでの使用はもちろん、日常生活でも応用が効く。服やバッグ、子どもの通園グッズなど、普段づかいのアイテムにひと吹きしておけば、急な天候の変化やアクシデントにも強くなる。

人体にも素材にも悪影響を与えないuchikoなら、それができる。「安心感のあるオーバースペックさ」がこの製品の最大の魅力だ。

撥水だけじゃない。防汚効果で“汚れにくい”をプラス。

すでに自衛隊やFBIにも納入されており、実績は十分。

uchikoのスプレーには、防水性だけでなく、防汚効果もあるのがポイント。泥はねや油汚れなども付きにくくなるため、キャンプや釣り、登山といったアウトドアシーンはもちろん、日常づかいのバッグや靴にも心強い。

実際に、uchiko製品は自衛隊の正規部隊制帽の手入れ用として正式採用されているという。さらにFBIの部隊章にも施工されており、過酷な現場でも信頼されているという事実が、その性能の高さを物語っている。

アウトドア好きの来場者からは「子どもの服や通園グッズにもよさそう」といった声も。使うシーンを選ばず、衣類のコンディションを長く保つ“道具”として活躍してくれそうだ。

ただし、レザー製品とは相性が悪いため、使用は避けたほうが良いとのこと。

(左)消臭スプレー「浄」 ¥3900 (右)撥水スプレー「蓮」 ¥4900

また、同時に展示されていた「浄」という消臭スプレーも並外れたスペックを誇っていた。なんと死臭や腐敗臭をも消臭できるらしく、アメリカ環境保護局、警察機関や屠殺場が導入しているレベル。一般的な製品とは比較にならない、まさに「プロ仕様」だ。

気づいたら、GO OUTな人たちも買っていた。

ONE POT WONDERのベンチ氏(左)と、多摩湖駅前フィッシングエリアのリューヤ氏(右)。どちらも釣りやキャンプフェスなど大の外遊び好き。

じつはブースを覗きにいったとき、ちょうどGO OUTでもおなじみのふたりが、現場で購入しているところに遭遇

「これ、めちゃくちゃスゴイよ!」と興奮気味に語ってくれたその様子からは、外遊び人としてのリアルな信頼感が伝わってきた。ギアや道具に目が肥えた彼らがその場で買うということは、かなり信頼できそうだ。

目立たないけど、効果は確実。使えば手放せなくなる一本。

正直言って、uchikoの撥水スプレー「蓮」は、パッと見アウトドアギアっぽくはない。だけど、撥水性能の高さと、安全性のバランス、そして実際の“撥水効果”には、かなり驚かされた。

撥水スプレーって、効いてるのか効いてないのかよくわからないことも少なくない。でも、これは一度使えば手放せなくなりそうだ。


(問)uchiko uchiko-japan.jp/

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情報提供元: GO OUT
記事名:「 異次元の撥水力に驚愕。uchikoの撥水スプレーは、見た目以上に強力なアウトドアギアだった。