本国フランスで「PARABOOT(パラブーツ)」を運営するリシャール・ポンヴェール社が、本格的なアルピニスト向けのブランドとして1922年代にスタートした「GALIBIER(ガリビエ)」。パラブーツがタウンユースのコレクションなのに対し、ガリビエは質実剛健な本格スペックの登山靴を展開。

2007年以降は、パラブーツ名義でトレッキングモデルを継続していたのだが、この春、ガリビエジャパンの立ち上げとともに、代名詞となるオリジナルモデルが復刻リリース。クラシックな見た目ながらも、現代のテクノロジーと機能素材を纏い、軽くて柔らかな履き心地へとアップデートされた。

スーパーランド ミッド¥92400

スーパーランド ロー¥81400

アッパーのレザーは、繊維製品などの安心・安全を証明するエコテックス®認証の素材となり、フランス、リモージュのリムーザン牛をスペインで加工したフルグレイン・レザーを採用。ヴィブラム社と開発したアウトソールは、地面との接地面には硬い素材を用いて、中にPUフォームを使用することで柔らかい履き心地と安定性を両立。

ハーフサイズの展開はなく、インソールの下にサイズディフューザーと呼ばれる不織布板が入っており、それを取り外すことでハーフサイズ大きくなる。また、シーズンによって異なる靴下の厚みと合わせて調整も可能。

シュータン部分には、折り曲げなどのストレスに強い超高分子量ポリエチレン繊維、ダイニーマを用いている。
アッパーは、LWG GOLD認証を取得したタンナーによる環境に配慮した高品質レザーを使用。また、ミッドカットにはドイツのシンパテックス社が開発した、防風性・耐久性にも優れる3レイヤーの透湿防水メンブレンを採用。
ガリビエというブランド名は、フランスとイタリアの間にある標高約3000mのガリビエール山に由来。本革や高品質な素材を使用し、長年にわたる職人技術を活かして作られており、ヴィンテージ感のあるクラシックなデザインは根強いファンが多い。そんなガリビエのロゴが刻まれたインソールは取り外し可能で、吸湿性の高いリサイクル素材を使用。

(問)ガリビエジャパン tel:03-4500-1177

Photo/Shouta Kikuchi

The post ガリビエの名作トレッキング靴が、現代の機能&素材で復刻。 first appeared on GO OUT.

情報提供元: GO OUT
記事名:「 ガリビエの名作トレッキング靴が、現代の機能&素材で復刻。