スバルとトヨタの共同開発により生まれた新型BEV「ソルテラ」の国内向け仕様が発表された。トヨタ「bz4X」はリースのみの販売に対して、スバル「ソルテラ」は一般購入が可能となる。両社の販売戦略の違いに今後も注目が集まる。





「bz4x」はサブスクのみ、「ソルテラ」は購入可能。





スバルは新型BEV「ソルテラ」の国内向け仕様を2022年4月13日に発表した。
価格はエントリーグレード「ET-SS」は1モーターのFWDが594万円、2モーターのADWが638万円。上級グレード「ET-HS」は2モーターのAWDのみで682万円となる。2022年5月12日より受注受付を開始し、初年度販売台数は150台/月を予定している。





共同開発を行っていて、先日発表されたトヨタの新型BEV「bz4X」はクルマのサブスクサービス「KINTO」や法人向けリースのみの展開だったが、「ソルテラ」はスバルの販売店で通常の車両のように購入することが可能となっている。





ET-HS




前後モーターとスバルのAWD技術を組み合わせた安定感のある走り





ソルテラは、前輪と後輪をそれぞれ別のモーターで駆動するBEVならではの新AWDシステムを採用。スバルが長年蓄積してきたAWD制御の技術と、モーターならではの高い応答性や自在な前後駆動力配分を活かし、4輪のグリップ力を最大限に使った安心感の高い走りを実現している。





また、従来のスバルSUVモデルと同様に、悪路での安心感を高めるX-MODEに加え、新たに悪路でも車両を安定させながら一定速度での走行を可能にするグリップコントロールを追加することで、過酷な状況での走破性をさらに強化した。





BEV専用プラットフォームとしてトヨタと共同開発した「e-SUBARU Global Platform」により、操縦安定性が高く、ドライバーのステアリング操作に対してリニアに反応するスバルらしい動的質感の高い走りを提供する。





ET-HS




エクステリアは、ヘキサゴンモチーフをフロントセンターに配置し、BEVらしいエネルギー効率の良さを表現。そのヘキサゴンから始まる水平軸が通ったボディ、そして内側から張り出したダイナミックなフェンダーがSUVらしい力強さを主張する。インテリアは高さを抑えたインパネ造形と、ステアリングホイールの上から見るインパネ上部に配置したトップマウントメーター(スバル初採用)で、開放的な空間を実現している。





ET-SS




ET-SS パノラマムーンルーフはオプション




ET-HS 




<車両本体価格(税込み)>
「ET-SS」1モーター(FWD)/18インチホイール 594万円
「ET-SS」2モーター(ADW)/18インチホイール 638万円
「ET-HS」2モーター(ADW)/20インチホイール 682万円













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情報提供元: GO OUT
記事名:「 スバル新型BEV「ソルテラ」日本仕様が発表。都会にも映える先進的SUVに注目。