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寝相がよいといわれて、就寝中にピクリとも動かない姿を想像するのは大間違い。睡眠中に動かないことは、けっしてよいことではありません。睡眠中に動かないと、血液循環がとにかく悪くなるからです。
逆にいうと、よく眠れる方法でポイントは寝返りをうつこと。寝返りをうたない睡眠は、血液の流れやリンパの流れ、関節液の流れがぜんぶ悪くなります。結果的に、疲労が溜まっていくのです。
つまり、寝相がよいということはよい寝返りをうっていること。いずれにしても、よく眠れる方法には寝返りが重要なのです。そして、寝返りに大きな影響を与えるのが枕と布団になります。
このため、よく眠れる方法には枕と布団のセッティングが重要です。そこで、よい寝返りをうつための枕と布団の正しい使い方を紹介しましょう。まずは、枕の正しい高さの調べ方です。
仰向けになって枕に頭を乗せ、胸の前で手を組んでひざを立てたら準備完了。これで楽に寝返りがうてるかをチェックします。枕が低いと寝返りをうつのが苦しいですが、体に合った枕なら楽に寝返りがうてるのはずです。
布団のセッティングで大切なのはかけ布団の順番。毛布の上にかけ布団をかける人が多いようですが、これは寝返りがしにくい順番です。じつは、毛布はかけ布団の上にかけるのが正解。寝返りを邪魔することがなくなります。