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脊柱起立筋とは背中の表層から深層にまたがっています。背骨から腰のあたりまであり、タテに長い筋肉です。脊柱起立筋は立つ・座る・歩く・ジャンプするときなどに使われ、人間が生きていくうえで欠かせません。
脊柱起立筋と総称される筋肉は、脊柱の伸展や側屈に働き、抗重力筋としても働きます。抗重力筋とは体にかかる重力に対抗して、脊柱の支持性を補強している筋肉群のこと。脊柱起立筋のほか、腹横筋や大殿筋などがあります。
ぽっこりお腹が気になって腹筋を鍛える人は多いですが、背中側の脊柱起立筋を鍛えている人は少ないもの。体のバランスをとって安定させるために必要な体幹を鍛えるには、腹筋と脊柱起立筋のバランスが大切です。
そんな脊柱起立筋の鍛え方を紹介しましょう。脊柱起立筋の鍛え方は、両手と両ひざを床についた四つん這いで、背中を軽く丸めた体勢がスタートポジションです。
スタートポジションから左手を斜め上方向に上げ、顔全体で小指を振り返ります。同時に右足を後ろに伸ばして、できるだけかかとを上げるのです。同じ方向を5回繰り返したら、反対側も同じように行います。
脊柱起立筋の鍛え方は、かなりきつい運動です。初めのうちはグラグラするかもしれませんが、脊柱起立筋が鍛えられるにつれて安定感が出てくるはず。脊柱起立筋が鍛えられていることが実感できるでしょう。