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筋トレの目的はいわば筋肥大にあります。胸や腕、足など筋肥大させたいポイントを中心に、筋トレは組み立てるものです。そして、その筋肥大には高負荷が必須。重いウェイトを上げることが筋肥大への唯一の方法と考えられてきました。しかし、筋肥大は軽いウェイトでもおきるのです。
10回しか反復できないくらいの高負荷で3セット行うのが筋トレの基本。これは筋肥大には、高負荷が必須だと考えられてきたからです。
それは筋肉には、速筋と遅筋という2種類が存在するため。力が強くて瞬発力にすぐれているのが速筋で、力は弱いが持久力にすぐれているのが遅筋です。
全身にある筋肉は、この速筋と遅筋が混じった状態。負荷が低いと遅筋が働き、負荷が高いと速筋が働きます。
このうち、筋肥大をおこしやすいのは速筋。このため、筋トレで筋肥大をおこすには速筋が動員される高負荷でなければならないとされてきたのです。
ところが、25回で限界まで達するくらいの低負荷でも筋肥大がおこることが近年、明らかになってきました。筋肥大は高負荷ではなく、軽いウェイトでもおきるのです。
これは低負荷でも25回で限界まで繰り返すと、遅筋では持ちこたえられなくなって速筋が動員されるため。低負荷の筋トレによる速筋の刺激でも、筋肥大はおこるのでした。
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