腹斜筋を鍛えながら便秘解消「ヒップウォーク」

スリムなボディや割れた腹筋に欠かせない筋肉が「腹斜筋」です。じつはこの腹斜筋を鍛えながら、便秘解消に効果のあるトレーニングがあります。それがプロアスリートも行っている「ヒップウォーク」。体をひねる動きが腸揉み効果となって便秘を解消してくれるのです。

体をひねる腹斜筋をメインに鍛える

アスリートがブレない軸を作ってバランス感覚を養うために実践するトレーニングが「ヒップウォーク」です。体幹の中でも、体をひねる腹斜筋をメインに鍛えることができます。

そして、このヒップウォークは腹斜筋を鍛えるだけでなく、便秘解消にも効果があるのです。お腹の筋肉が伸びたり縮んだりすることで、腸揉み効果が生まれで便通がよくなります。

ヒップウォークのやり方は、まず膝を軽く曲げて床に座ったら、両足を浮かせてバランスをとってください。この体勢から体をひねって、お尻を左右交互に出して少しずつ前進するのです。

ヒップウォークで移動する距離は1mが目安。進むのが難しい場合は、両足のかかとを床に置いてもOKです。ゆっくりストロークを大きくすると、腹斜筋を鍛える効果がアップします。

それでも難しい場合は、両足のかかとを揃えて膝を伸ばして長座しましょう。この体勢で体をひねって、腹斜筋を使いながらお尻を左右交互に出して前に進むのです。

床に座って行うトレーニングだけに、昼間はなかなかやるチャンスがないかもしれません。夜寝る前や朝起きたときなどに実践するのがおすすめです。

情報提供元：インナーマッスル