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見ためは普通の体型なのに肥満体…それが「サルコペニア肥満」です。サルコとは筋肉、ペニアというのは減少という意味。そんなサルコペニア肥満の予防には筋トレと有酸素運動が必要になります。そして、筋トレと有酸素運動を手軽に実践できるのが「フラダンス」です。
まずは、サルコペニア肥満かどうかを簡単にチェックする方法を紹介しましょう。チェックポイントは「30歳以上・リバウンド経験・猫背・歩行速度が落ちた・エスカレータをよく使う」の5つ。該当する数が多い人ほど、サルコペニア肥満になる可能性が高まります。
サルコペニア肥満とは、筋肉減少と肥満が合わさったもの。見ためは普通の体型なのに肥満体という状態です。その原因は加齢やダイエット。とくにダイエットでリバウンドを繰り返すと、筋肉量が減少しながら脂肪が多く付いてしまうことがよくあります。
サルコペニア肥満の可能性は年齢を重ねるごとに上昇。60代女性の2割が該当するとか。高血圧や糖尿病などの生活習慣病のリスクが高まるほど、歩行能力が低下する危険性も…。メタボより怖い肥満ともいわれています。
サルコペニア肥満の予防には、筋トレと有酸素運動が必要です。減少した筋肉を増やすとともに、筋肉の代わりに増えた脂肪を減らさなければならないからです。そして、筋トレと有酸素運動を手軽に実践できるのが「フラダンス」。ゆったりとした動きのため、高齢の人にも大人気です。
フラダンスは膝を軽く曲げて腰を落とした姿勢が基本。それでいて、背筋を伸ばして踊ります。実際のステップを見てみましょう。左右に移動するステップは、上半身をまっすぐにキープするのがポイント。両膝を曲げたまま、円を描くようにその場で腰を回します。
フラダンスは中腰の姿勢をキープするため、太ももやふくらはぎの筋肉が強化される踊り。股関節や背中まわりのインナーマッスルも強化されます。これによって代謝もアップして、脂肪を減らすことにつながるのです。
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