ジェンドと称されるスキージャンプの葛西紀明選手は、40歳を過ぎてもいまなお現役で活躍中。度重なる怪我を克服して活躍し続けるその姿は、多くのアスリートの尊敬を集めています。そんな葛西選手を支える腹筋トレーニングの秘密はインナーマッスルにありました。

葛西紀明の腹筋トレーニング

40代になった葛西選手が時間をかけて行っているのが、体の中心を強くするインナーマッスル腹筋のトレーニング。不用意な怪我をしないための予防効果を狙っているものです。

また、インナーマッスルの腹筋トレーニングは、体の軸が安定させる効果もあります。体の軸が安定すると、潜在的に持っている筋力をほぼすべて発揮できるようになるのです。

そこで、葛西選手のトレーナーが指南する腹筋トレーニングの方法を紹介しましょう。わずか1分でインナーマッスル腹筋をトレーニングできます。

腹筋トレーニングのポイント

仰向けに寝たら膝を立て、足の裏を床につけます。ここで、おへその1センチ下を1センチへこますように軽く力を入れてください。そして、お腹をへこませたままおへそを見るように、上半身をゆっくり起こすのです。

おへそが見えたらそこで3秒間キープ。3秒たったらゆっくり下ろします。これを5回繰り返すだけ。朝晩1セットずつ行います。この腹筋トレーニングのポイントは、おへその1センチ下をへこますところです。

腹筋運動をした場合、鍛えられるのは腹直筋といわれるアウターマッスル。下腹部の奥にあるインナーマッスル腹筋は鍛えられません。しかし、おへその下をへこませながら行うことでインナーマッスル腹筋が鍛えられるのです。

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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 葛西紀明の腹筋トレはインナーマッスル重視だった