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ストレッチが体によいことはわかっていても、いざやろうとすると、スペースを見つけたり準備したりするのが面倒なもの。なかなか長続きしないという人も多いがストレッチです。そこでイスに座ったまま実践できる簡単な僧帽筋ストレッチを紹介しましょう。僧帽筋ストレッチはペリカンの動きをイメージします。
体が硬いということは、関節の動く範囲が狭くなるということ。関節の可動域が狭くなってきます。その結果、肩こりや腰の痛み、ひざの痛みにつながるのです。さらに、転びやすくなって転倒や骨折が発生。寝たきりの原因にもなります。
すなわち、体が硬いと健康寿命を短くしてしまうのです。それを防止するのが日々のストレッチ。ふだんからストレッチをしておくことで関節の可動域を狭くならず、日々を健康に過ごせるというわけです。
なかでも、ストレッチが必要なのは僧帽筋。座りっぱなしの姿勢では、僧帽筋がほとんど動いていません。しかも僧帽筋は頭の重みを支えているだけでなく、肩も引っ張っているので腕の重みを支える筋肉です。
常に強く引っ張られているため、その刺激によって肩こりの痛みが出ると考えられています。この首から背中にかけての大きな僧帽筋をストレッチすることで、肩こりの改善効果も期待できます。
僧帽筋ストレッチは、固まった肩まわりの筋肉を柔らかくするためのもの。イメージするのはペリカンの動きになります。この僧帽筋ストレッチは、ペリカン背中ほぐしともいえるでしょう。
僧帽筋ストレッチはイスに座って背すじを伸ばして、手を腰に当てたままひじを前後に動かします。翼をはためかせるように、前後に大きく動かしてください。首から背中にかけての大きな筋肉である僧帽筋がストレッチされます。
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