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サッカーでボールを蹴る動作は、上体のひねりが生み出すパワーを安定した体の軸で足へと伝えられるかがポイント。そこで、片足ドローインの効果で体の軸を安定させる方法を見ていきましょう。ドローインと足の開閉を組み合わせる効果で、体の軸とキックを連動させられるようになります。
さっそく、片足立ちドローインの効果で体の軸を安定させる方法を見ていきましょう。まずは両手をお腹の脇に当てて、足を腰幅に開いて立ちます。ここで大きく息を吸ったら、息を吐きながらお腹をへこませるドローイン。そのまま呼吸を続けながらも、へこませたお腹はキープします。
ここで、ドローインしたまま右足のひざを上げます。体の軸をまっすぐに保ちながら、足を引き上げるのがポイント。そして、お尻の筋肉を意識しながら上げた右足を外側に開くのです。
片足立ちドローインでの足の開閉は20回繰り返します。ポイントは、骨盤をまっすぐ固定して足を開くこと。骨盤を動かしてしまうと、蹴る動作での安定感を養うことができません。反対側の足でも20回繰り返します。
ドローインでインナーマッスルを固めてから足を開閉することで、軸足の安定感とキックの動きをリンクさせることが可能。具体的には、お尻の大殿筋と背中の脊柱起立筋で体の軸を作って、大腰筋を使って足を左右に動かします。
体の軸とキックを連動させるには、腰を落としたツイストも効果的です。足を前後に開いて骨盤を安定させたら、両腕を前に伸ばして合わせます。この体勢で体の軸がぶれないように、顔は前を向いたまま腕を左右に動かすのです。
骨盤を固定して上体を左右にひねるツイストで、キックの軸を作るトレーニングになります。このツイストもドローインをしながら行うと効果がアップ。体の軸を安定させることができます。
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