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運動後の食事は「糖質・タンパク質・野菜」のバランスが大切です。糖質制限ダイエットの流行もあって、アスリートのなかには体型を気にして糖質制限をする人もいます。とはいえ、糖質は大事なエネルギー源。運動後の食事は30分以内にシャケ入りおにぎりを食べるのがおすすめです。
アスリートにとって運動後の食事はタイミングが重要です。体づくりのゴールデンタイムは運動直後におこります。それがよくわかる例が、運動前と運動後の筋グリコーゲンの変化を調べたデータです。
運動前に60gあった筋グリコーゲンは運動後には30gまで低下します。ここですぐに食事をした場合には60gまでしっかり回復させられるのですが、同じ内容を2時間後に食事した場合は40g強ほどまでしか回復させられません。
元の状態と同じように戻ろうとする力がもっとも活発になるタイミングが運動直後。具体的には運動後30以内が理想といわれています。このタイミングで食事を摂ることが望ましいのです。
そして、運動後に摂取すべきはまずは糖質。消耗したグリコーゲンを補給するためには、オレンジジュースやおにぎりなどを摂るのがよいでしょう。加えて、運動では筋肉が使われているため、筋肉を修復するためのタンパク質も必要です。
タンパク質といっても、わざわざお肉を用意しなくてもOK。シャケやタラコなどのおにぎりの具材でタンパク質を摂るようにします。この糖質とタンパク質を運動後30以内の食事で摂るのがベストなのです。
そして、糖質とタンパク質を陰で助けるのがビタミン。糖質の吸収を助けるのはビタミンB1、タンパク質の吸収を助けるのはビタミンB6になります。これらは野菜や海藻、きのこ類から摂れる栄養で、なくてはならない存在です。
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