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骨密度が減少して骨がもろくなり、骨折しやすくなってしまう骨粗鬆症。現在、日本では骨粗鬆症とその予備軍を含めると、2千万人にも達するといわれています。骨粗鬆症の原因は根本的にはカルシウム不足。そんなカルシウム不足に効果的な食材が、意外にもレモンなのです。その理由を見ていきましょう。
そもそも、年をとるとなぜ骨粗鬆症になるのでしょう? 人は食べ物に含まれるカルシウムを腸から吸収しますが、加齢によって腸からのカルシウム吸収率が低下してしまいます。
すると、不足分を骨に蓄えているカルシウムで補うことに…。その結果、骨がスカスカになって骨粗鬆症になるというわけです。骨の強さを表す骨密度は、20代から40歳ごろまでをピークに減る一方。誰でも骨粗鬆症になる可能性があります。
骨密度の低下を予防するには、カルシウム不足にならないように日ごろからコツコツと摂ることが肝心。厚生労働省の指導では、成人の場合は1日650mgのカルシウムを摂取することが推奨されています。
ちなみに、カルシウムが豊富に含まれる牛乳は、200mlあたり220mgのカルシウムを含んでいます。ただし、カルシウムの吸収率を見てみると、野菜類で19%、小魚で33%、牛乳や乳製品で40%でしかありません。
つまり、カルシウムを摂取しても体内に吸収されるのは非常に少ないということ。ところが、じつは一緒に摂取することで吸収率がアップして、カルシウム不足に効果的な食べ物が最近わかったのです。
カルシウムの吸収を助け、カルシウム不足に効果のある食材が「レモン」。レモンに含まれるクエン酸がカルシウムと結合することで、腸で吸収されやすくなることが2005年に静岡県立大学などの研究でわかったのです。
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