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シシー・スクワットは、立った姿勢からひざの曲げ伸ばしを行いますが、通常のスクワットとはまったく違う動きになります。ひざから上をまっすぐにしたまま、つま先立ちでひざを曲げ伸ばしするのです。シシー・スクワットで鍛えられるのは大腿四頭筋。走るときの踏み出しが強化されます。
立った姿勢からひざの曲げ伸ばしを行うスクワットは、通常はひざがつま先より前に出ないようにして腰を落とすの基本。シシー・スクワットは、あえてつま先よりもひざを前に出すことによって、太もも前面の負荷を大きくします。
シシー・スクワットのやり方は、まず両足を肩幅に開いて直立します。そして、ひざから上はまっすぐに伸ばしたまま、つま先立ちでひざを突き出し、状態を後ろに倒していくのです。
手は地面に対してまっすぐに下ろしておき、その手がかかとに触れるまでひざを曲げたらゆっくりと元の位置に戻ります。負荷が高すぎる場合は、最初は片手でイスの背もたれにつかまって行うとよいでしょう。
シシー・スクワットは10回を1セットにして3セット行います。ひざに痛みがある場合は、無理に行わないでください。なお、シシーは「女々しい」という意味ですが、部類としてはきついメニューになります。
シシー・スクワットで鍛えられる筋肉は、太もも前面の大腿四頭筋です。このほか、背骨を支える脊柱起立筋やお尻の大殿筋、すねの前面にある前脛骨筋などを鍛える効果があります。
シシー・スクワットの効果は、大腿四頭筋が鍛えられることによって、歩いたり走ったりするときの踏み出す力が強くなること。そのほかのも、坂道が上りやすくなったり、姿勢が安定するようになる効果も期待できます。
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