アイソメトリックトレーニングとは、胸の前で両手を合わせて押し合うような、関節を動かさずに筋肉の長さを一定に保ったまま力を入れる筋トレ。最大筋力の50%ほどで6秒以上、力を出し続けることを1日に3回繰り返すと、筋力が向上するという研究成果がベースになっています。



7秒間ひねりでアイソメトリック


大胸筋を鍛えるアイソメトリックトレーニングは有名ですが、それよりも手軽にアイソメトリックの効果を得られる筋トレ方法があります。それが、7秒間ひねりをキープするという方法です。


じつは、最大限ひねった状態をキープするというのは、自然と最大筋力の50%ほどを出力した状態。それを7秒キープして1日3回繰り返せば、アイソメトリックトレーニングの条件を満たすことになるわけです。


とくにお腹まわりの引き締めに、この7秒間ひねりをキープするアイソメトリックは有効。というのも、お腹を引き締めるためには、お腹の前面にある腹直筋だけでなく、腹斜筋や腹横筋を鍛える必要があるからです。


イソメトリックで腹横筋を鍛える


しかし、腹斜筋や腹横筋をアイソメトリックで鍛えようとしても、どうやって力を入れてよいかわかりません。とくに腹横筋はインナーマッスルであるため、ふだんから意識することの少ない筋肉です。


そんな疑問を解消してくれるのが7秒間ひねりをキープするアイソメトリック。両足を肩幅くらいに開いて立ったら、肩の高さで両腕を伸ばします。そのまま左右どちらかに最大限、上半身をひねって7秒キープするのです。


このとき、お腹をへこませるようにすると、とくに腹横筋を鍛えることができます。5秒ほど休憩をはさんだら、左右それぞれ3回繰り返しましょう。アイソメトリックトレーニングの効果でお腹引き締めが期待できます。


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情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 アイソメトリックは7秒ひねるだけお腹引き締め