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体幹トレーニングといってもいろいろな方法があります。それぞれの体幹トレーニングのターゲットを分類すると、大きく3つの方法に区分することができるでしょう。
体幹トレーニング方法の3区分とは「体幹を固定する能力」「体幹を自在に動かす能力」「体幹筋の筋力」。とかく1つめの固定する能力向上に主眼が置かれがちですが、体幹を自在に動かすための体幹トレーニングも必要なのです。
また、体幹を固めて姿勢を維持するタイプの体幹トレーニングは、体幹を固定する感覚を身につけることが目的。じつは、体幹筋の筋力の強化という点においては最適な方法とはいえません。
このため、体幹筋の筋力を向上させるトレーニングが必要になります。体幹の動作筋は前面の腹筋群と後面の背筋群です。体幹トレーニングの方法としては、クランチやバックエクステンションなど通常の筋トレを行います。
そして、体幹は固定するだけでなく、しっかりと動かせることも重要です。しかしながら、腕や足のように目に見えて動きがはっきりわかる部位と比べ、体幹は自在に動かすのが難しい部分になります。
だからこそ、体幹を自在に動かす能力を向上させるトレーニングが必要。体幹トレーニング方法としては、体幹の屈曲・伸展、左右の側屈、左右の回旋の動きを行います。体幹を強化するのではなく、動きを覚えるトレーニングです。