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国の健康施策「健康日本21」では、野菜は1日350g以上、そのうち120g以上は緑黄色野菜で摂取することを目標にしています。それだけの野菜の摂取を目標とするには、それなりに理由があるからです。
野菜の機能は、ビタミン・ミネラル・食物繊維の摂取にあります。なかでもビタミンではK・A・C・葉酸、ミネラルではカリウム、そして食物繊維といった栄養素は筋肉をつける食事に欠かせません。
ビタミンCはコラーゲン合成に必須の栄養素。コラーゲンを材料とする腱や靭帯、血管を強化することから、ハードなトレーニングに耐えられる体作りに効果を発揮します。筋肉をつける食事に欠かせません。
ビタミンAは皮膚・粘膜の健康維持をする栄養素。粘膜保護は風邪の予防などに効果があります。筋肉をつけるあまり体脂肪率が低くなり、風邪をひきやすい人は積極的に摂りたいものです。
ビタミンKは血液凝固や骨形成を促進します。丈夫な骨作りに貢献することから体作りの基本といえるでしょう。筋肉をつける食事には骨を強化する栄養分を欠かすことができません。
カリウムはナトリウムを排泄を促進する栄養素。むくみを解消することからキレた体作りに貢献します。食物繊維は腸内環境を正常化するため、生活習慣病全般を予防・改善。隠れ不健康を解消するのです。