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首の骨はそもそも、横から見ると後方から前方に弓形に湾曲して、しなるようにして首を支えています。ところが、前傾姿勢が長く続くと首の骨が変形。まっすぐになって戻らなくなってしまうストレートネックになるのです。
首周辺には大きな血管や神経が通っています。ストレートネックになると首や肩のコリのほかに、頭痛や吐き気、めまい、動悸、手のしびれなどを症状。さらには自律神経にも影響が出てしまうのです。
そんなストレートネックを改善するストレッチを紹介しましょう。ストレートネックの改善といっても、ストレッチするのは首ではなく骨盤になります。骨盤を後傾させる動きがポイントです。
ストレートネック改善ストレッチは、まず骨盤の動きを練習します。骨盤を立ててイスに座ったら、ゆっくり息を吐きながら骨盤を後ろに倒してください。そしてまた、ゆっくり元の位置に戻すのです。
この動きができるようになったら、いよいよストレートネック改善ストレッチの開始。腕を腰に当て骨盤を立てて座ったら、息を吐きながら骨盤を後ろに倒します。このとき同時に、ひじと頭を前に出すのです。
骨盤を倒すときはお腹を丸めるイメージ。そして、息を吸いながら骨盤とひじと頭を元の位置に戻したら、そのままひじを後ろに開いて、肩甲骨をくっ付けるように胸を開いてください。5回を1セットとして、朝昼晩に行います。