ふだん足の裏の筋肉の存在を意識している人は少ないでしょう。しかし、足の裏の土踏まずにある足底筋は、歩くためにとても重要な筋肉です。かかとから着地してつま先で蹴るために重要な働きをしています。そんな足底筋を鍛えるなら、タオルを使った筋トレがおすすめです。



足底筋は裸足になって鍛える


足底筋とは土踏まずのところにある筋肉です。長時間にわたって靴をはいている現代人は、足底筋が弱るばかり。足底筋は意識して裸足にならなければ鍛えることはできません。


かかとから嫡子手つま先で蹴り上げるという正しい歩行のためには、足の裏の弾力が必要です。その弾力を高めるおもな筋肉が足底筋。ふだんベタ足で歩きがちな人は、足底筋を意識して動かすようにしましょう。


また、足底筋を鍛えて足の指先を器用に動かすことができれば、歩いているときにバランスがとりやすく、よろけたときに踏ん張ることができます。また、指先までの血流がよくなるため、冷え性の改善に効果もあるのです。


足底筋を鍛えるタオル筋トレ


足底筋を鍛える前に、まずはタオルを使って足の裏をストレッチします。床に軽くひざを曲げて座ったら、足の指の付け根にタオルをひっかけて、足の裏をそらせるように引っ張ります。同時にそれに抵抗するように、つま先を前に倒すのです。両足10秒ずつ、3セット行いましょう。


足底筋を鍛えるときにもタオルを使います。床に座って足元にタオルを広げたら、足の指を左右交互に使ってタオルを蛇腹上に折り曲げていくのです。蛇腹の形よりも足の指を大きく動かすことを意識します。


足底筋を鍛えるタオル筋トレは、椅子に座ってもOK。椅子に浅く座ったら、両手で椅子のへりをしっかりつかんで行います。足指にしっかり力を入れることがポイントです。


情報提供元: インナーマッスル
記事名:「 足底筋(そくていきん)を鍛えるタオル筋トレ