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29日未明、福岡市の住宅で、業務用冷蔵庫から高齢の男女の遺体が見つかりました。この家には、高齢の夫婦と二男(50代)が住んでいますが、二男の行方がわからなくなっているということです。
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事件が起きたのは、福岡市西区にある民家です。周辺には、ブルーシートが張られ、ものものしい雰囲気になっています。
きっかけは28日昼頃、この家で暮らす松本博和さん(88)夫婦と連絡がとれないことから、親族が警察に相談したことでした。未明に警察が室内に入ったところ2人の遺体を発見しました。松本さんの遺体と、もう1人は妻だとみられています。
2人が見つかったのは以前、酒屋を営んでいた時に使っていたというガラス製の業務用冷蔵庫の中でした。冷蔵庫は電源が入っておらず、テープで目張りされていたということです。また、警察は、遺体の状況から、2人が亡くなったのは、21日だと推定しています。
民家の住人は、松本さん夫婦と二男(50代)です。警察は、夫婦が事件に巻き込まれた疑いもあるとみています。また、二男の行方がわからなくなっているということです。
近所の人は、最近の松本さん夫婦について─。
近所の人「お母さんが脳梗塞か何かで倒れた。体が不自由になられて外にも出られない」
また、行方不明の二男については─。
近所の人「もの言わない感じ。ひきこもりみたい」
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警察は、死体遺棄事件として、2人の死因などを調べるとともに、二男が何らかの事情を知っているとみて、行方を捜しています。