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1912年にアメリカで発売されて以来、老若男女に親しまれているお菓子『オレオ』。数々のアレンジ法が紹介されていますが、オレオを揚げるという大胆な発想のレシピ「フライドオレオ」が、アメリカで大人気なんだとか。今回は実際に作ってみました!
■居酒屋「串カツ田中」での揚げクッキーとの衝撃の出会い
筆者が、揚げられたクッキーとの衝撃的な出会いを果たしたのは、チェーン居酒屋『串カツ田中』でのこと。数々の串ものメニューが並ぶなか、「クッキー&クリーム」という異質な存在感を放つメニューが!
怖いもの見たさで頼んでみたクッキー&クリームが席に運ばれてきくると、黒いクッキーが丸ごと揚げられて、串に刺さっているというルックス……。しかも、他の串カツと同じような衣がついている!
恐る恐る口に運んでみると……これがめちゃくちゃ美味しかったんですね。油分と熱で柔らかくなったほろ苦いビスケットに、サクッとした衣がついており、新しいタイプのドーナッツのように感じられました。
■ホットケーキミックスを使えば簡単! 油で揚げるだけ!
揚げクッキーとの鮮烈な出会いをした筆者が気になって調べてみると、どうやらアメリカには“Deep Fried Oreo“と呼ばれる、オレオを揚げて作るお菓子がある様子。しかも結構ポピュラーとの噂……。日本にいるお菓子作りが好きな方たちの間でも、「フライドオレオ」という愛称で親しまれているようで、そのレシピが紹介されていました。そこで筆者も、これを真似して作ってみることに。
まず、ホットケーキミックスに卵1個を入れ、ホットケーキを作る時より20mlほど少ない量の牛乳を投入し、よく混ぜます。ここに市販のオレオを付けたあと、熱した油できつね色になるまで揚げる……たったこれだけで、フライドオレオが完成してしまいました。
実際に食べてみると……やはり美味。『串カツ田中』の衣はサクサク感を演出していましたが、ホットケーキミックスで作ると衣がフワフワして、よりドーナッツ寄りのお菓子になりますね。ビスケットのザクッとした食感が少し残っているものと、完全にシナシナになったものとに分かれましたが、それぞれに良さがあって、どちらも美味しくいただけました。
――高カロリーなのに病みつきになってしまうことから、「悪魔のスイーツ」とも言われるフライドオレオ。子どもに食べさせても、喜ぶこと間違いナシのこのお菓子、ぜひ作ってみてくださいね。