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『愛と青春の旅立ち』や『プリティ・ウーマン』をはじめ、数々の大ヒット映画に主演しているハリウッドスターのリチャード・ギア夫妻に、子どもが誕生するというニュースがありました。今年4月に結婚した現在の妻とは年の差が34歳、68歳のリチャードに対して妻は35歳とのこと。
リチャードは1991年にスーパーモデルのシンディ・クロフォードと結婚し、1995年に離婚。2000年にイギリスの女優、キャリー・ローウェルとの間に子どもが誕生したこともあり2002年に結婚するも、2016年に離婚。今年4月に結婚した、スペイン出身の実業家の妻とは、3度目のゴールインとなります。
現在の妻とは年の差が34歳、68歳のリチャードに対して妻は35歳とのこと。ゴージャスな年の差カップルといえるでしょう。
日本では現在、女優の剛力彩芽さんと「ZOZOTOWN」の前澤友作さんの年の差カップルが話題ですが、一般的にも年の差カップルがうまくいく理由は次の3つです。
・年上男性に「包容力」があること
……年下女性にとって絶対的に甘えられる年上の男性がいるのは心強いことです。
・年下女性が「この人といると成長できそう」と思えること
……経験豊富な年上男性は、年下女性から見るとリスペクトの対象になります。
・年上男性に「経済力」があること
……年齢を重ねた分、お金に余裕のある年上男性は、人生経験の浅い年下女性をリッチな気分にさせることができます。
ところが、一見いいことづくめに見える年の差カップルにも落とし穴はあります。私のところにも「結婚を決めたときは、大人の優しい男性だと思ったのに、結婚してから子どもっぽさが目につくようになってガッカリした」「大人の魅力に惹かれて結婚を決めたけれど、年齢を重ねていくたびに『やっぱり同世代の人のほうが話が合うかも……』と愛情が冷めてしまった」などという相談を受けることがあります。
とくに多いのが「夫からのモラハラ」について。年齢差がある分、「オレに従うのは当然だろう」「なぜ言うことが聞けないのか」などと命令口調で言う夫に対し、女性はストレスをためていくもの。あるいは、口調は穏やかでも「妻は夫の世話をするのが仕事だ」「妻は子どもの教育をすべて担うのが当たり前」などと思い込んでいる場合、家事や育児に非協力的な部分に妻の気持ちが冷めていくこともあります。
そうしたことが原因で離婚にいたるケースもあるほど。そうした夫婦の危機が訪れている段階になってもまだ、自分がモラハラで妻を苦しめていることに気がつかない夫も少なくありません。
だからこそ、年の差婚を長続きさせる秘訣のひとつとして、「年上夫は謙虚にふるまうこと。年下妻は夫を上手にコントロールできるようになること」が大切になるのです。