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■アイスコーヒーを英語で言うと「ジャパニーズアイスコーヒー」?
少し濃い目に抽出したコーヒーを、氷の入ったグラスに一気に注ぐ……アイスコーヒーって美味しいですよね。
ところで、アイスコーヒーを英語でなんと呼ぶかご存知ですか? そもそもアイスコーヒーは英語だろというツッコミも聞こえてきそうですが、正解は「ジャパニーズアイスコーヒー」。つまり日本のアイスコーヒーという呼ばれ方をしてるんですね。
というのも、このアイスコーヒーというのは日本独自のレシピなんです。海外のカフェで「アイスコーヒーください」と注文すると、コーヒーとアイスクリームを出されたり、ホットコーヒーと氷の入ったグラスを渡されたりするそう。中には「冷やしたコーヒーなんて邪道だ」と、注文を受け付けてくれないお店もあるらしいですよ……。
■オランダ人が作ったアイスコーヒー「ダッチコーヒー」
とは言っても、海外にはホットのコーヒーしかない、というわけでもありません。ダッチコーヒー、日本では水出しアイスコーヒーと呼ばれるものがあります。お湯ではなく水を使って抽出するコーヒーで、カフェインや苦み成分のタンニンが少ないため、まろやかな味わいをしているのが特徴的。
ダッチコーヒーは、ダッチ、つまりオランダ人によって考案されました。17、18世紀のオランダ領インドネシアでは、ロブスタ種という非常に苦いコーヒー豆ばかりが栽培されていたため、なんとか美味しく飲みたいと試行錯誤を重ねた結果生まれたとされています。
■ジャパニーズアイスコーヒーが世界で愛されている?
ところがここ数年、海外でジャパニーズアイスコーヒーがちょっとしたブームになっているんです。きっかけを作ったのは、ご存知スターバックス。かつてハワイのスタバで、観光客の日本人がこぞってアイスコーヒーを頼んでいたため、メニューとして加えてみたところ、「コクとキレがあってうまいぞ!」と現地の人の間でも徐々に広まりだしたとか。
日本ではお馴染みのアイスコーヒーですが、実はこんな秘密があったんです。
※情報は2018年8月26日時点のものです